チャタテムシ目の仲間は世界で5,000種ほど、日本では約120種が知られています。
チャタテムシとは、屋内性のコナチャタテ科の仲間が障子などでお茶をたてる音を出すことに由来されると言われています。チャタテムシ科の他、黄色や緑色をして翅に微毛が生えているケチャタテ科,ウスイロチャタテ科,翅の無いコナチャタテ科などの仲間がいます。
見た目は翅の生えたアブラムシのようですが、木の幹に生えるコケや藻類,キノコなどを食べています。
大変小さい幼虫は外敵から身を守るため、群れて円形の集団になることで、他の肉食性の昆虫などから捕食されるのを防いでいるものもいます。
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