トビケラ目(毛翅目)はチョウ目の仲間と共通の祖先を持ち、ゆえに蛾に似た形をしていますが、翅には鱗粉はなく、微毛が生えているのが特徴です。
トビケラの仲間は世界に7,000種以上が知られており、日本にはそのうち430種が生息しています。
もっとも、まだ未確認の種も多く、今後更に多くの種が記載される可能性があります。
国内で成虫と幼虫の関係が分かっているものは、まだ約111種だけのようです。
幼虫は水生で次の3タイプに分かれます。
- 砂や小石をミノムシのような巣を造り、川底を歩き回るもの
- ミノムシのような巣を作り、巣の前に網を張って捕食するもの
- 巣を作らず、川底を活発に歩き回るもの
※ このページ内の分布情報は代表的な島々以外を省いています。詳細な情報は各種リンク先ページをご覧ください。