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ヒゲナガカワトビケラ
学名:Stenopsyche marmorata

ヒゲナガカワトビケラ(2007.5.1 静岡県)
Data
和名 ヒゲナガカワトビケラ
体長 20〜30mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5〜10月
食べない
 幼虫は水生で、落ち葉や藻類を食べる。
解説 河川に生息する大型のトビケラ。
触角が長く、翅は白〜褐色の斑模様がある。
幼虫は頭部が黒色で細長い特徴的な形をしている。絹糸のようなもので捕獲網を張り餌となる有機物を取って食べる。
 
日本に生息するStenopsyche属の仲間は以下の3種が知られている。
和名/学名 分布
チャバネヒゲナガカワトビケラ
Stenopsyche sauteri
本州,四国,九州
ヒゲナガカワトビケラ
Stenopsyche marmorata
北海道,本州,四国,九州
オキナワヒゲナガカワトビケラ
Stenopsyche schmidi
琉球列島(奄美〜八重山諸島)
 
写真は5月1日に静岡県の渓流の橋上で見つけた本種を撮影したもの。夜になると多数の本種が外灯に飛来した。
幼虫の写真は大型河川の浅瀬の石の下にいたもの。
PHOTO

欄干上の本種@
(2007.5.1 静岡県)

欄干上の本種A
(2007.5.1 静岡県)

欄干上の本種B
(2007.5.1 静岡県)

浅瀬の石の下にいた幼虫@
(2020.5.22)

浅瀬の石の下にいた幼虫A
(2020.5.22)

浅瀬の石の下にいた幼虫B
(2020.5.22)
 
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