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ヒゲナガカワトビケラ
学名:Stenopsyche marmorata

アカマツ上の本種(2026.6.13)
Data
和名 ヒゲナガカワトビケラ
体長 20〜30mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5〜10月
食べない
 幼虫は水生で、落ち葉や藻類を食べる。
解説 河川に生息する大型のトビケラ。
触角が長く、前翅は白〜褐色の斑模様がある。後翅は白色。
同属の仲間によく似るが、本種は前脚脛節に2つの明瞭な暗色紋があること、前脚脛節に3本の棘があることで区別できる。
幼虫は頭部が黒色で細長い特徴的な形をしている。絹糸のようなもので捕獲網を張り餌となる有機物を取って食べる。
 
国内に生息するヒゲナガカワトビケラ属(Stenopsyche)は以下の5種。
和名/学名 分布
ヒゲナガカワトビケラ
Stenopsyche marmorata
北海道,本州,四国,九州
シロアシヒゲナガカワトビケラ
Stenopsyche pallens
北海道
チャバネヒゲナガカワトビケラ
Stenopsyche sauteri
本州,四国,九州
オキナワヒゲナガカワトビケラ
Stenopsyche schmidi
奄美大島,沖縄島,八重山列島
シナノヒゲナガカワトビケラ
Stenopsyche sinanoensis
本州
 
トップの写真は6月13日に川沿いのアカマツの大木に止まっていた本種を撮影したもの。個体数が多かったので1匹採集して、前脚脛節をよく見ると、先端に2本、中央に1本の棘があることが確認できた。♂だったため交尾器が本種の形状をしていることが確認できた。
幼虫の写真は同じ河川の浅瀬の石の下にいたもの。
PHOTO

アカマツ上の本種
(2026.6.13)

欄干上の本種@
(2007.5.1 静岡県)

欄干上の本種A
(2007.5.1 静岡県)

欄干上の本種B
(2007.5.1 静岡県)

欄干上の本種C
(2007.5.1 静岡県)

浅瀬の石の下にいた幼虫@
(2020.5.22)

浅瀬の石の下にいた幼虫A
(2020.5.22)

浅瀬の石の下にいた幼虫B
(2020.5.22)
同定ポイント

後翅
白色。チャバネヒゲナガトビケラでは薄茶色。
その他、前脚脛節に明瞭な暗色斑と3つの棘があることで同属の仲間との区別が可能。
(2026.6.13)

♂の交尾器
腹部第10節の突起や中間付属器の形状で他種と区別が可能。
(2026.6.13)
 
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