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ヨツメトビケラ
学名:Perissoneura paradoxa

ライトトラップに飛来した♂(2018.5.19 静岡県)
Data
和名 ヨツメトビケラ
体長 約18mm
分布 本州,四国
出現期 6〜8月
不明
 幼虫は肉食性。
解説 山地性の大型のトビケラ。
翅を広げると50mmに達するという大型種。
翅は黒色で、♂は前翅と後翅の後方付近に大きな紋があり、黄色と白色の2タイプがある。
和名はこの4つの紋に由来していると思われる。ただ、♀では紋がないか、あっても不明瞭。
山地性で、幼虫は渓流等に生息し、砂粒で作った弧状に曲がった円錐状の筒巣を纏う。
同属に本種より大きいオオヨツメトビケラがいるが、九州にしか生息していない上、同種の説もあるという。
 
国内に生息するヨツメトビケラ属(Perissoneura)は以下の3種。
和名/学名 分布
ヨツメトビケラ
Perissoneura paradoxa
本州,四国
オオヨツメトビケラ
Perissoneura similis
九州
(和名なし)
Perissoneura chrysea
不明
 
トップの写真は5月19日の夜、静岡県の標高500m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。1ペアが飛来した。♀は過去に静岡県の山地の休耕田で撮影している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂@
(2018.5.20 静岡県)

ライトトラップに飛来した♂A
(2018.5.20 静岡県)

ライトトラップに飛来した♂B
(2018.5.19 静岡県)

ライトトラップに飛来した♂C
(2018.5.19 静岡県)

ライトトラップに飛来したペア
左が♀、右が♂。
(2018.5.19 静岡県)

ライトトラップに飛来した♀
(2018.5.20 静岡県)

灰色の不明瞭な紋がある♀@
山地の休耕田にいた。
(2009.4.30 静岡県)

灰色の不明瞭な紋がある♀A
(2009.4.30 静岡県)
 
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