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  「昆虫観察図鑑 〜フィールドで役立つ 1103種の生態写真〜」について
 
正誤表(初版のみ) 2011/12/5更新
■27ページ ハイイロテントウの分布と出現期の誤り
【誤】 [分布]北海道、本州、四国、九州、南西諸島 [出現期]4〜10月
【正】 [分布]沖縄島,八重山諸島 [出現期]一年中

■104ページ ルリチュウレンジの解説の誤り
【誤】腹部は橙黄色でその他は黒色。成虫は花の蜜を好み、幼虫はバラ科の葉を食べる。写真はノイバラに産卵中のメス
【正】紺色に輝くメタリックなミフシハバチ科のハチ。幼虫はツツジ、サツキなどの葉を食べる

■113ページ キアシブトコバチの解説の誤り
【誤】黒色の大型のアリ。クロシジミの3齢幼虫を巣内で飼育し、幼虫が出す蜜を食料とすることでも有名
【正】黒い体色で脚が黄色く、太い後脚を持っている。幼虫はチョウやガの蛹に寄生する

■140ページ ヤマナカナガレトビケラの学名の誤り
【誤】Rhyacophila yamanakaensis
【正】Rhyacophila yamanakensis


■141ページ コカクツツトビケラの学名の誤り
【誤】Lepidostoma japonica
【正】Lepidostoma japonicum


■142ページ ホタルトビケラの学名の誤り
【誤】Nothopsyche rificollis
【正】Nothopsyche ruficollis
■169ページ ヒメクビナガカメムシの体長の誤り
【誤】約5.58mm
【正】約5.5mm

■169ページ オオトビサシガメの体長の誤り
【誤】20〜16mm
【正】20〜26mm

■176ページ コアオカスミカメはウスモンミドリカスミカメの誤り
【和名】ウスモンミドリカスミカメ
【学名】Taylorilygus apicalis
【分布】本州,四国,九州,対馬,小笠原,五島列島,南西諸島
【出現期】8〜10月
【解説】淡い黄緑色をした小型カスミカメムシ。光沢は弱く、褐色の不明瞭な斑紋がある。主にキク科植物に集まる。

■179ページ ミンミンゼミの解説の誤り
【誤】夏場にジリジリと鳴くおなじみのセミ。不透明の翅を持つセミは世界的には珍しいとされる。幼虫は地中で木の根の汁を吸い、3〜4年で成虫となる
【正】黒い体色に青緑色の斑紋が特徴。前種と並び普通に見られる。ミーンミンミン・・と鳴く。
■208ページ カネタタキの和名の誤り
【誤】ネタタキ
【正】カネタタキ


※ 第1版についてはミスが多くご迷惑おかけします。第2版では上記修正済みです。
第1版の上記のほとんどが編集者によるミスによるもので、私の指摘に対し修正が反映されていることを確認したところまではいいですが、実はそこが落とし穴で別の原稿にも汚してしまうというずさんさで、1103種という情報量から察していただけると思いますが、私一人で1千件を超える指摘をした上、それぞれの指摘に対してすべての原稿を再チェックするというのは不可能で諦めるしかない状態でした。
ちょっと追記
2013/2/12

たまたまTwitterでよく分かる書き込みを見つけましたのでご紹介します。

汪兆銘【反原発派の保守】 @Nanjing1940
こうなるとカフェボッサの経営者が気になる。なぜHPは忽然と消えたのか?イケメンオーナーとは誰なのか?「原発怖いので世田谷から広島へ引っ越しました」という本をなぜこのカフェオーナーは相変わらず世田谷で売っていたのか?謎が謎を呼ぶ傑作長編ミステリーむしろこっちの方がおもしろそうだよ?

arara @ararano
@Nanjing1940 こういう話に惹かれる人たちは、原発事故以前から、何らかの不満やトラブルを抱えていて、大義名分のある理由で一度人生をご破算にして、綺麗な自分を演出したい願望があるのかもなあと感じました。

汪兆銘【反原発派の保守】 @Nanjing1940
@ararano 鋭い指摘!今回の「脱原発ええじゃないか」は明らかな憂さ晴らしです。脱原発エエジャナイカ⇒反核エエジャナイカ⇒世界平和エエジャナイカ⇒常夏の島エエジャナイカ⇒避難資金よこせエエジャナイカ⇒生活費よこせエエジャナイカ⇒遊興費も出せエエジャナイカ⇒日本?シラネ です。

arara @ararano
@Nanjing1940 別に自分たちだけで、真っ当にやってくれたら問題はないのですが、金を誤魔化したり、小金稼ぐネタにしたり、移住しない人を煽ったりするのは反則だと思います。あの手の人たちは終始何かに不安でむやみに他人を巻き込みたがります、責任はとりません(笑)


上記は一部ですが、本質のド真ん中を突いていたので思わず紹介したくなりました(笑)
まだまだ有益なツイートがたくさんありました。やっぱり分かる人には分かるものですね。
煽って煽ってして結局ビジネスなんです。
物凄い放射能で汚染されていることになっている東京から西日本に逃げてしまった方々は、何故か中国の大気汚染が上陸している事に関しては「問題を擦りかえるな」などと言ってまったく興味を示していない人が多いようです。
大人の事情は置いといても、お子さんは大切にしていただきたいと思います。
重版決定
2011/12/5
本日、出版社より重版決定のお知らせを貰いました。
写真家としても昆虫の有識者としてもまだまだ未熟者の私ですが、重版していただけるほど読者の方々に喜んでいただけたことに感謝の言葉もないほどです。
今回の重版では、初版での誤記を訂正させていただきます。
肝心の初版の原稿料の支払いがまだではあるものの、読者の方に喜んでもらってこその事ですので、全面的に協力させていただき、他に直せることはないか急遽見直ししています。
詳細はまたお知らせ致します。
「神原将氏の暴走、原稿料未払いの詳細」
私が出版した2タイトルの本が、下請けであるカミハラワークスが原稿料着服した為、誠文堂新光社から支払われない状態が続いておりますので、記録として明記することに致しました。

2011/8/23
原稿料未払いの件、結局、出版社から私に払われることはなく、下請けであるカミハラワークスに新たにお金が入ってから支払うことになってしまいました。
どうりでミンミンゼミがジリジリと鳴くわけですね(笑)。最初っからお金の事しか頭になかったわけです。
私としては穏便な解決を望んでいましたが、出版社から直接お支払いいただけず長引きそうな状況ですので、私も忘れっぽいこともあり、このページに覚え書きとして残すことにしました。

元々私はいろいろな出版社などから写真提供などで送金してもらうことがあるのですが、いちいち銀行口座をチェックするような性格ではないものの、今回の執筆に当たって業務への姿勢がまるでなっていなくて常々不信感を抱いていたこともあり、度々銀行口座をチェックしていたので未払いの発覚が大幅に遅れるようなことが無かった事だけが不幸中の幸いでした。

まず、整理しますと私は誠文堂新光社の本をカミハラワークスという会社を通じて制作しました。

 「昆虫ビギナーズガイド クワガタムシ」(2011/4/19に誠文堂新光社より出版)
 「昆虫観察図鑑 フィールドで役立つ 1103種の生態写真」(2011/5/23に誠文堂新光社より出版)


原稿料としては、クワガタの本が20万円、昆虫観察図鑑が45万円になります。
更に昆虫観察図鑑では、制作費は上限10万円出されたので、分類や学名等の変更が多い蛾類について正確な資料が必要だった為、「日本産蛾類標準図鑑 1巻, 2巻」(定価:各26,250 円)をその制作費に当てまして、制作費からは合計52,500円出してもらうことになりました。

以上で、実際に振り込まれなければならない金額は、原稿料分の源泉徴収を差し引くと以下の通りになります。
180,000 + 405,000 + 52,500 = 637,500円

カミハラワークスの指示通り、制作費分の領収書は2011/4/17に送り、原稿料は2011/5/20に前述の2タイトル分を送りました。

しかし、最初の出版から4ヶ月経つ2011/8/19時点になっても、いずれも私の銀行口座に振り込まれておらず、不信に感じたので出版社に問い合わせて確認してもらったところ、カミハラワークスの代表者からメールが来ました。
内容は、東京在住だったにも関わらず、「地震と放射能から逃げて、疎開を繰り返したあげく広島に引っ越して、お金を使い果たした」ということでした。
手元には知り合いの教会の牧師さんに貰ったという1万円しかないとのことでした。
支払いに関しては、請求書も領収書も届いていないとの事でした。
マガジンハウスからお金が入るので支払いを10月まで待って欲しい、再度請求書を送って欲しい、との事でした。

これには私もビックリしてこの時は詐欺にあったと確信しました。
請求書も領収書も届いたら都合が悪い訳で、闇に葬られたのだと容易に推測することができます。
そうでなければ請求書が来ない旨の連絡もできるはずですし、振込みが遅れているといった連絡もできるはずです。それができない理由はたった一つ、バレなければそのまま着服するつもりだった訳です。
ちなみに送った郵便物が届かなかったケースは生まれて一度もありません。それが立て続けに請求書も領収書も届かず、戻っても来ないなんてこと普通じゃ考えられませんよね?

それで、私からカミハラワークスに対応するのではなく、出版社からこのことを報告し、対応をお願いしました。
結果は、現在カミハラワークスがマガジンハウスの本を制作しているので、10月に20万円ほど振り込まれる分を9月に前倒し、11月に振り込まれる分を10月に前倒しするようマガジンハウスにお願いすることになったとの事。

しかし、信じられない理由はさておき、引越しただけで全財産使い果たすんでしょうか?
以下にカミハラワークス代表の親御様のブログがあります。

南の島のニューヤング

「昼は容姿すっきりの理容師、夜は子供たちに人気の塾講師、二足のわらじを・・・(後略)」景気が良さそうで平和そのものですね。

恐らくこのブログに本件について書き込んだところで、削除されることでしょうが、一応コメントを書かせていただきます。
敵陣にたった一人で乗り込む格好になる訳で、まったく期待はしていませんが、2011/8/23の記事の「お気に入り目っけ〜♪〜」のコメントに書きました。メールしてもらえるようにメールアドレスも明記しました。
削除されると思うので、画像にして残しておきます。私からのコメントはやしの実さんの次にあります。




約1時間半後、予想通り、記事は削除されてました♪
もちろん、私へのメールもコメントも一切ありません。無かったことにしたいのでしょうから、ここでこうやって書かれていることは想像もしていない事でしょう。
ただ、親御様から息子さんへ電話して、一騒ぎあった模様で、カミハラワークスの代表である息子さんから謝罪も兼ねた電話を貰いました。正確に言うと謝罪というより、支払うと言っているのに何故?といった口調でしたが・・・。
公私混同して人のお金を無断で使用した上、全財産を失っている事になっているので、事実確認の為、こちらも代表者の親族等への聞き込みも必要になってくるのは当然の事なんですけどね。
依然、状況は変わりませんが、今後は来月実際に1冊目の原稿料が支払われるかに注目したいと思います。

以下は削除後のブログの様子です。



気付いたのですが、どの記事にも最後に、
私の小さな幸せが貴方のところで大きくなりますように。
とありますが、
私の大きな借金が貴方のところで返済できますように。
の間違いじゃないのでしょうか?(笑)
お後がよろしいようで・・・。

2011/12/31
これまでの支払い状況を明記します。

2011年 9月 180,000円 ※「昆虫ビギナーズガイド クワガタムシ」の原稿料
2011年10月 0円
2011年11月 26,250円 ※「昆虫観察図鑑」の制作費の半額
2011年12月 0円

476,250円が未だ未払いの状態です。
さぞかしお金に困っているのかと思いきや、この記事を書いている時点の神原氏のツイッターを見てみると・・・


とまあ、こんな感じです。
画像はトリミングして右側がカットしていますが、ご馳走の写真がドーンと掲載されています。そんな金があるんならさっさと支払ったほうが身の為だと思うんですが。
メールでは払えない理由が、手元にあるお金は知り合った教会の牧師さんに支援いただいた1万円だけということになっております。という訳で今回から氏名も公表しています。
出版社の話では、叱った旨の話は聞いていますが、まったく堪えていないようです。
神原氏のメールでは、1月下旬に用意できるようなメールが来ていますが、8月の時点で「東電に請求している賠償金の160万円」を当てにしているような夢物語を言っているだけにあまり期待はしていません。
被災地域でない世田谷にいた人に東京電力が賠償する訳ないんですが、夢から覚めるまで何を言っても無駄でしょう。


2012/1/19
ふと銀行の残高をチェックしたほうがいいと感じ、記帳したところ本日付けで33万円が振り込まれていました。相変わらず直感が冴えております。
残りは101,250円です。バイトしてでも早く支払って欲しいものです。


2012/1/21
結局、支払い報告もない状態で相変わらず誠意が見られません。
被災者でもない人は、本来被災地へ義援金や救済を行うべきであるにも関わらず、神原氏のように必要以上に騒いで教会の牧師さんにお金を恵んでもらったり、払うべきお金を使い込んだりするような人がいるのも事実であり、結果的に被災地への復興の妨げとなっていると言える訳です。
仮に1万円をあげたとされる牧師さんは、神原氏にお金を要求されなければ、その1万円は義援金として被災地に渡っていたのかもしれませんよね。


2012/3/28,29 最終回
ようやく残りの原稿料を支払ったというメールが届き、翌日送金されていることを確認しました。
しかし、これだけ出版社や著者に迷惑かけながら、Twitterだの自分の体験談をネタにした本だので放射能だ隠蔽だなど騒いでいるのをさらっと読んでみましたが、

著者の原稿料を着服していたこと
それが発覚するまで黙っていた事
原稿料の請求書や制作費請求用の領収書をすべて紛失したこと

などご自身の黒い部分は一切を隠した上で、ご自身を美化しまくって、必死に自分の力で引越ししたようなことになっているのにはビックリしました。さすがに騙される人が出てくるんじゃないかと心配になってしまいます。

彼にガイガーカウンターの数値などという科学的根拠は一切通用しません。
原発事故を金儲けのネタにさせないよう、私たちもこういった人に振り回されないように注意しないといけませんね。

この前お会いした誠文堂新光社の部長さんの話だと、さすがにこの人はもう使わないようなことを言っていましたので、何とか納得している次第です。ちなみに神原将氏には会ったことすらありません。

最後に、神原氏には「情報操作しているのはあんたなんだよ」とだけ書いて終わりにしたいと思います。


「過去に削除した記事の内容」
2011/9/5
ページ下の5/24の記事は、誠文堂新光社の都合で削除しましたが、今回原稿料の支払いが滞納されている問題もある為、加筆して復活することにしました。
下請けの社名も伏せていましたが、今回の問題を受けて公開しています。
以下がその内容です。


5/23に誠文堂新光社より私の著書である「昆虫観察図鑑 〜フィールドで役立つ 1103種の生態写真〜」が出版されます。
5/18に誠文堂新光社よりその見本誌が届きました。
不満が残る点もありますが、概ね皆さんに喜んでいただける内容になっていると思います。

今回は、非常に執筆にかける日数がなく、延べ10日間ほとだったと思います。また、HPの情報を元に新しい図鑑の情報に更新するという方法を取りましたが、HPの情報を本に落とす段階での下請けの編集部の間違いが多く、9割以上がコピー&ペーストの漏れで別の種類の虫の情報になっているという状況で、私からの指摘はなんと1千件以上に及びました。
にも関わらず、ハイイロテントウに対する指摘が漏れておりました。スミマセン。だってほぼすべて間違いという酷い状況なんです・・・。
このような状況ですから、執筆期間中、原稿はざっくりと書き、ほとんどの時間は相次ぐ間違いの指摘の連続で終わってしまいました。

下請け編集部(カミハラワークス)の間違いがあるのは当然という姿勢も分かりますが、9割以上間違えているというのはヤッツケ仕事にもほどがあるんじゃないでしょうか?指摘しない私の責任になってしまうわけですから、たまりません。
なぜこんなに間違いが多いかというと、1種のデータを作成したら、2種目を1種目のコピーで作成しており、 2種目のデータを更新する際、ある時は体長から更新、ある時は和名から更新といった具合にバラバラに更新しているので、1種に対してデータのいずれかは必ず間違っているという状況でした。いくら急いでいるにしても、分類/和名/学名/体長/分布/出現期を順番に入力していれば、このようなことは決して起こらないと思います。また間違えたとしても数えるほどになるはずで、ほぼ全種間違いというのはどう考えても異常で、私も低姿勢で頑張ってきたもののそろそろ限界でしょうか?
また、千種類の紹介の上、1種ずつ分類・和名・学名・体長・分布・解説というのも出版社の指示であり、熱心にお願いされる上、データ入力もやってくれるとの事で渋々引き受けたんですが、このようなヤッツケ仕事をしてくれるとは思ってもみませんでした。

索引ページに関しても、下請け編集部が12時間かけて作っているという内容を見たところ、すべて手作業で、頭文字だけアイウエオ順で、2文字以降はバラバラという状態で、見かねてExcelで並び替えたものを提供してそれを使いました。
手間をかけるのと、正確なものを作るのはまったく関係がないのですよね。

大きいサイズの写真については、私から高解像度版を編集部にレンタルサーバー経由で提供していたはずですが、実際にはHPの画像を使われてギザギザした写真(よく見ると気が付く程度のレベルではありますが)が混ざっているなど、私としてはやや納得がいかず誠文堂新光社には今後作業の仕方を改めていただくようお願いしている次第です。
昆虫図鑑を出版予定の他社に対しても、写真提供を行っておりますが、他社側から「印刷に耐えうる高解像度版の画像をください」とお願いしてきます(しかも1枚ずつ有料で)が、これが正しい反応だと思います。今提供している図鑑も詳細が決まり次第、虫ナビのニュースにてご紹介させていただきます。→7/15に講談社より「講談社の動く図鑑MOVE 昆虫」がめでたく出版されました。

また、イラストについては、前回出版したクワガタムシで他社のイラストや写真の丸写しして反省すらしていないことから、今回も著作権侵害等をされては叶わないので丁重にお断りしております。

4/19に出版となった私の著書「昆虫ビギナーズガイド クワガタムシ」の見本誌については、5/11になっても一向に送られてくることはなく、下請け編集部で止まっている状態だったので、この図鑑については、以前お世話になった方々にもお配りしたい為、誠文堂新光社から直接お送りいただき、出版日よりも早く手元にある次第ですが、その際、発送が遅れているクワガタムシの本について、誠文堂新光社が謝罪し、即時下請け編集部に指示して、ようやく読むことができた次第ですが、下請け編集部は一切謝罪することもなく、業務に対する姿勢や体質が今後問われることになるんじゃないかなと思っています。

下請け(カミハラワークス)からのメールの内容
遅くなりました
到着まで数日お待ちください

カミハラワークスに謝罪という言葉は存在しません(笑)

何はともあれ、ほぼ正確な内容で、無事に出版できると一安心しております。これだけの種を集めた図鑑は他に類を見ないと誠文堂新光社からもご好評いただいております。
また、下請け編集部とは違い、誠文堂新光社からは、非常に違和感を感じるものの、私の事を先生とまで呼んでいただいて、本当に誠意ある対応をしていただいておりますので、今回の経験をバネに今後、更に良い本を出していただきたく期待している次第です。

私の本で見つからなかった虫であれば、いつでも同定お受けします。メールか掲示板にその旨を書いてご依頼ください。

後に、誠文堂新光社より上記で述べた不手際を改善していただくことをお約束いただけました。
また、このようなことが行われた事実も初めて知ったようで、私のメールに対し、早急に誠意あるご回答をいただくことができました。このような会社なら今後も大丈夫でしょう。
ただ、下請けには軽く注意を促したところ、的が外れた言い訳の回答をいただきましたので、少々お説教してようやく謝罪させるまでに指導することができました。誠文堂新光社の体質でなかったことがせめてもの救いと言えるでしょう。

尚、虫に関する知識を持っている人間が編集部に一人もおらず、すべて私頼みの上、編集部のいいかげんな仕事の為、私の原稿すら満足に本に載せていただけないという状況は非常に深刻で、今回大きく取り上げる決心をした次第です。
また、出版社側としても、著者が書いたとされるものであればどのような内容でも世に出てしまう体制は大問題と言えるでしょう。


そんな中で無数の指摘を繰り返し、無理やり正確さだけを追求するしかありませんでした。
ご説明した通り、千件以上に及ぶ指摘にも関わらず、指摘後指摘内容がまったく違う場所に反映されているなどメチャクチャでしたので、正誤表を作成しました。
出版社側も謝罪しておりますので、お許しいただければ幸いです。原稿料滞納に付き、この発言は撤回します。

以上が以前削除した記事(一部加筆)の内容ですが、これほど酷い内容で著者に迷惑をかけたにも関わらず、原稿料滞納とは喧嘩を売っているとしか思えません。
また著者割引とはいっても、私の出版物20冊をお金を出して購入し、制作費が出るとのことで高価な図鑑を2冊も購入している訳で、出版社からお金を貰うどころかお金を取られた状態となっております。

これらの出版社の裏事情を暴露されるリスクを考えれば、すぐにでも払ったほうが安く付くとは思うのですが、金儲けしか考えない人は結局のところ自滅していくのではないかなと思っています。丁度お正月に話題になりましたバードカフェのように・・・。

この他、当サイトの掲示板でも情報を公開しています。

上記記事を公開して3時間ほどしてカミハラワークスから「昆虫ビギナーズガイド クワガタムシ」分の原稿料を振り込んだ旨のメールを頂きました。
しかし、まだ「昆虫観察図鑑」の原稿料と制作費がありますので、まだまだ気が抜けません。
2011/8/20
以前、出版社の要望により記事を削除しましたが、ただでさえ執筆期間が約10日間という異常に短い期間である上に、編集部のあまりにずさんな作業の為にほとんどの時間を指摘を繰り返すだけで終わってしまったような話をついつい書いてしまったことがありました。

今度もまた編集部がやらかしてしまいました。クワガタ本と昆虫観察図鑑2タイトル分の原稿料及び制作費を私に払わず、使い果たしてしまったとの事。
ここまで来ると犯罪になってくると思いますので、出版社に問い合わせ中ですが、法的手段に頼るかどうかは出版社の対応に掛かっているといったところです。
2011/5/24
5/21の記事は、誠文堂新光社からの希望で、削除させていただきました。
上記の正誤表については私からは正しい情報を提供した上での間違いであること、一部、私から提供した高画質の写真ではなくHPの画像を使用されてしまったことだけは明記しておきます。
2011/5/1
虫ナビにご訪問していただいている皆様、こんにちは。虫ナビのtsukiです。

虫ナビニュースでもお伝えした通り、5/23に私の著書
昆虫観察図鑑 〜フィールドで役立つ 1103種の生態写真〜」が出版になります。
この図鑑は私が撮影した虫の中で1,103種類もの虫たちを256ページのオールカラーで紹介しています。
高価な図鑑でも、干乾びて変色したようなものも多く、実際にはビジュアル的な意味を成さない図鑑もあることも事実です。しかし、今回出版になる図鑑では、生きている時の生態写真であり、ビジュアル的な同定が容易であり、例えば蛾などでは翅を広げた標本にすると、生きている時の姿とはイメージが大きく変わりますが、生態写真では実際に見た蛾がそのまま載っているというイメージであり、非常に同定しやすくなっています。もちろん日本には3万種以上の昆虫がいますから、全種類掲載の図鑑というのは有り得ませ類などで済ませているところですが、今回の図鑑では、普通の人が気付かないような小さな虫であっても、超マクロレンズにて撮影した鮮明な写真と共に紹介しています。もし、他の図鑑で同じ虫を調べようとするならば、既に絶版状態で高値が付いているような図鑑にしか無いと思われます。また、当サイトの情報も、非常に古いものが混じっていたり、分類自体が変わっていたりするものも含まれており、可能な限り修正はしているものの、追いついておりませんが、今回の本では全種類情報の見直しも行っており、正確さも追求しております。

私は一人で虫の撮影を続けている無名の素人という立場でありますし、プロの昆虫カメラマンが出す本のほうが素晴らしいはずだと思いますが、実際のところ、Amazon等での販売時、出版社専属のレビュアーが存在するようで、例えば
子供に教えたいムシの探し方・観察のし方 昆虫たちを観察し、生き方を学べば、きっと人生が変わる! (サイエンス・アイ新書)
という本を例に挙げてみますと、高評価を得ているので恐らく素晴らしい本とお見受けするものの、実際そのレビュアーの内容を見てみるとほとんどがサイエンス・アイ新書の本ばかりを高得点を付けているという実態が分かり、ヤラセ感がプンプンと漂っております。

その点、私の場合はプロのカメラマンでも無く、専門家でもない上、ヤラセも無いといういろいろな意味で不利な立場であると思いますが、金銭的な欲で行っていることでは決して無いので、これからも正々堂々活動を続けていきたいと思っております。
また、私が過去に出版した本を読んだ方々からも大変好意的なメールを頂いており、中にはNHKの自然番組のスタッフからもお問い合わせメールまでいただいております。
今回出版予定の昆虫観察図鑑でも、読者からのお問い合わせ等に対しては、必ずお答えしていきたいと思っております。
ご興味がある方は是非ご一読いただきますよう、よろしくお願いします。

タイトル:昆虫観察図鑑 〜フィールドで役立つ 1103種の生態写真〜
出版社:誠文堂新光社
サイズ:A5判
256ページのオールカラー
発売日:2011年5月23日(予定)
価格:2,520円
 

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