ホーム > ハチ目 > ミフシハバチ科 > ミフシハバチ亜科
 
ルリチュウレンジ
学名:Arge similis

産卵中のルリチュウレンジ(2005.9.18)
Data
和名 ルリチュウレンジ
体長 9mm
分布 千島列島(南部),北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),隠岐,淡路島,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島),沖縄島
出現期 5〜10月
花の蜜
 幼虫はツツジ科(ツツジ,サツキ)の葉を食べる。
解説 紺色に輝くメタリックなミフシハバチ科のハチ。
9月18日の日中、自宅のツツジに本種が2匹、産卵に専念しているのを発見した。
よく観察していると、葉の縁に沿って埋め込むように産卵しており、外から卵を見ることはできなかった。
上の写真はまさに産卵中のシーンである。
本種はよく見かけるありふれたハチで興味もまったくなかったが、マクロ撮影してみると、紺色にメタリックに輝き、大変綺麗であった。
本種を調べてみると、本種の幼虫がツツジの葉を食べる害虫のため、幼虫の食性ばかり取り上げられており、成虫の生態を知ることはできなかった。
幼虫は葉の縁に沿って並び多数発生するので、見た目も気持ち悪く典型的な害虫となっている。
 
写真は9月頃、自宅庭のツツジに産卵に来た本種を撮影したもので、その翌年の6月24日にはかなり成長した本種の幼虫を見ることができた。
PHOTO

サツキ上の幼虫@
(2010.7.31)

サツキ上の幼虫@
(2010.7.31)
 
先頭ページへ