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ウスモンミドリカスミカメ
学名:Apolygus lucorum

明かりに飛来した本種(2011.9.18)
Data
和名 ウスモンミドリカスミカメ
体長 4.5〜6mm
分布 本州,四国,九州,対馬,小笠原,五島列島,南西諸島
出現期 8〜10月
キク科植物,ナス,レタス,イネなどの汁
 幼虫も同様。
解説 淡い黄緑色をした小型カスミカメムシ。
光沢は弱く、褐色の不明瞭な斑紋がある。
色彩変異もあり、別種とされて過去にさまざまな種名で呼ばれてきたほど同定は難しいが、本種の特徴としては、楔状部先端(前翅左右先端の尖った部分)が暗色であることや、体形が細めであること、後脚腿節先端付近に帯状の褐色紋があることなどで同定できる。
国内に生息するTaylorilygus属は本種のみ。
 
写真は9月18日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

コスモス上の本種@
(2010.10.16)

コスモス上の本種A
(2010.10.16)

外灯に飛来した本種
(2011.9.18)
 
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