カワゲラ目の仲間は世界で約2,000種、日本では9科150種以上が知られています。
この仲間はあまり調査されていないためか、和名・学名が不明なものも多く、幼虫と成虫の関係も分かっているものは大変少ないようです。
カワゲラ目はキタカワゲラ亜目とミナミカワゲラ亜目に分けられますが、国内にはキタカワゲラ亜目のみが生息しています。
トビケラ目の仲間では、成虫は蛾のような姿をしていて、幼虫は筒状ですが、カワゲラ目の仲間では成虫は平べったく、ヘビトンボに近い姿をしており、幼虫もややヤゴに似た形で大型の仲間はアカムシなどを食べる肉食性、小型の仲間では藻類や落ち葉などを食べる雑食性です。
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