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カミムラカワゲラ
学名:Kamimuria tibialis

外灯に飛来した個体(2008.4.30 静岡県)
Data
和名 カミムラカワゲラ
 別名:カワゲラ
体長 ♂:20〜25mm
♀:25〜28mm
分布 国後島,北海道,本州,隠岐,四国,九州,対馬
出現期 5〜8月
不明。
 幼虫は水生昆虫の幼虫等を食べる。
解説 カミムラカワゲラ属の一種。
全国の渓流に普通に見られる。
頭部・胸部は黒色,翅は褐色。
脚は体節は黒色,脛節から先は黄褐色。
渓流の近くの外灯によく飛来する。
 
国内に生息するカミムラカワゲラ属(Kamimuria)は以下の3種。
和名/学名 分布
カミムラカワゲラ
Kamimuria tibialis
国後島,北海道,本州,隠岐,四国,九州,対馬
クロヒゲカワゲラ
Kamimuria quadrata
北海道,本州,四国,九州,屋久島,種子島
ウエノカワゲラ
Kamimuria uenoi
本州,四国,九州,対馬
 
写真は4月30日の夜、静岡県の旅館の窓に飛んできた本種を撮影したもの。幼虫の写真も同日に渓流の石の裏に付いていたものを撮影したもの。本種を見る機会は結構多いが、カワゲラの仲間のは非常にすばしっこくまともに撮影させてくれなかった。旅館のベランダで粘ってやっと撮れたたった1枚のベストショットである。
PHOTO

本種のアップ
トップの写真をトリミングしたもの。
(2008.4.30 静岡県)

幼虫
終齢になると頭部の模様が明確なM字状になる。
(2008.4.30 静岡県)
 
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