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コグサヒメカワゲラ属の一種
学名:Ostrovus sp.

明かりに飛来した本種(2011.5.3 静岡県)
Data
和名 コグサヒメカワゲラ属の一種
体長 約11mm  全長約13mm
分布 本州,他不明
出現期 4〜5月
不明。水だけ?
 幼虫は水生昆虫の幼虫等を食べる。
解説 アミメカワゲラ科コグサヒメカワゲラ属の一種。
体色は黒色で、各脚腿節根元は黄色。前翅も黒色で、前縁は黄色。
コグサヒメカゲロウ属として知られていコグサヒメカワゲラがいるが、本種では頭部と胸部に斑紋が無いことや、前翅の色が濃いなどの点で違いがあるが、種までの特定は困難と思われる。
 
本種は手持ちの図鑑に掲載されていない為、小型カワゲラがご専門の清水高男先生に同定していただいた。後に購入した目録によると同属には2種となっているため、ニッコウコグサヒメカゲロウである可能性が高そうだ。
 
国内に生息するコグサヒメカワゲラ属(Ostrovus)は以下の2種。
和名/学名 分布
コグサヒメカワゲラ
Ostrovus mitsukonis
本州,四国
ニッコウコグサヒメカワゲラ
Ostrovus nikkoensis
本州
 
写真は3月3日の夜、静岡県の低山地の渓流近くの林内に設置したドームシェルターの明かりに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ドームシェルターの明かりに飛来した本種
(2011.5.3 静岡県)
 
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