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ヤマトカワゲラ
学名:Niponiella limbatella

交尾(2013.5.26 静岡県)
Data
和名 ヤマトカワゲラ
体長 ♂:約12mm
♀:約13.5mm
分布 本州,四国,九州
出現期 6〜8月
不明
 幼虫は水生昆虫の幼虫等を食べる。
解説 黒色に黄色い縁取りが目立つカワゲラの一種。
胸部背面と前翅が鮮明な黄色で縁取られる。
山地の渓流に生息しており、水質がきれいな環境でしか生きられない。
国内に生息するヤマトカワゲラ属(Niponiella)は本種のみ。
 
6月23日の写真は、静岡県の標高600m付近の雑木林に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。翌年の5月26日には同じ場所で設置したドームシェルターで交尾していた本種を撮影することができた。
同県の標高500m付近でもライトトラップをしたが、朝7時に帰る途中、川沿いの木に止まっていた個体も撮影した。色が浅く昨晩羽化した個体と思われる。
PHOTO

川沿いの木に止まっていた本種@
朝7時に撮影。
(2018.5.20 静岡県)

川沿いの木に止まっていた本種A
(2018.5.20 静岡県)

交尾@
(2013.5.26 静岡県)

交尾A
♀にピントを合わせて撮った写真をトリミングしたもの。
(2013.5.26 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種
(2012.6.23 静岡県)

本種のアップ
トリミングしたもの。
(2012.6.23 静岡県)
 
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