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ヤエヤマサソリ
学名:Liocheles australasiae

ヤエヤマサソリ(2007.6.9 西表島 祖納岳産/WILD)
Data
和名 ヤエヤマサソリ
体長 29〜37mm
分布 宮古島,八重山諸島
出現期 一年中
昆虫
解説 森林内の朽木内や樹皮下に棲息している小型のサソリ。
東南アジア,オセアニア,ポリネシアまで広く分布している。
♀だけで単為生殖して、国内では未だ♂は発見されていない。
胎生で一度に十数匹の仔を産む。
 
本種の飼育に関しては飼育メモや累代飼育マニュアルを見ていただきたいが、多数同時に飼育できることや、ペアリング不要で繁殖すること、脱皮の観察等、管理人も本種の魅力に取り付かれてしまった。
撮影メモ 西表島産の写真は天然の採集個体を購入したもの。ヤエヤマサソリとしては特大個体だったそうで、それなりに高価だった。
2007年7月に石垣島旅行で撮影。林縁の石がごろごろしているところで、石の下からタイワンサソリモドキTypopeltis crucifer)を探していると、小さな本種を発見することができた。採集してみたい生物だったが、普段は朽木や樹皮の下にいることが多いようなので採集できるとは思っていなかった。
 
13種目 14種目 15種目
2017年7月8日には西表島に行き、リュウキュウマツから本種を2匹採集することができた。隠れるのがうまいだけで生息数はかなり多いようだった。採集した♀は成体が1匹、幼生が1匹で樹皮を捲ったらポロっと落ちて同時に網に入った。以前特大サイズとして購入した個体とまったく同じだった。翌日、♀がすべてお産した。本種の飼育は生き餌の確保と冬場の保温の必要もあり、再び飼育する気力はなかったので森林内に再びリリースした。
飼育メモ 2007年6月6日
INSECT ULTIMAよりオークションにて特大サイズの西表島 祖納岳産/WILD ヤエヤマサソリを購入した。
見た目にはとても特大とは思えないほど小さいが、本種としては大型なようだ。ミニプラケースで飼育することにしたが、それでも十分広く感じるほどの小ささだった。本種は多湿を好み、乾燥には非常に弱いため、防虫用の中蓋を使い、更に水を入れた小さいビンを入れ、溺れないようにミズゴケも入れた。
 
餌はオカダンゴムシArmadillidium vulgare)の仔やヤスデの仲間を生きたまま与えた。餌が見当たらない時、外灯に飛来していたシロスジツトガCrambus argyrophorus)の翅をもいだものを与えてみても一日後には破片を残し無くなっていた。
 
7月21日
7月17日に石垣島で採集してきた本種を持ち帰り、西表島産と同様の飼育法で飼育を開始した。
西表島産の個体を見てみると腹部がパンパンに膨れていた。卵を持ったようだ。
採集してきた個体と比べてみると体長の差は歴然としていて、やはり西表島産は特大個体だった。
 
7月29日
西表産の親が遂に仔サソリを産んだ。プラケースの側面と木の皮の間に隠れているので、プラケースごしに撮影した。幼体は白く4mm程度の大きさで、数を数えてみるとなんと20匹以上もいた。サソリの本には十数匹産むとされていたので、かなり多いようだ。
 
続きを表示 8月5日
夜の1時頃、幼生を確認してみると、半分程、親の背中から離れて親の周りにいるのを発見した。よく見ると白いゴミのようなものがあり、幼生の脱皮した殻だということが分かった。幼生は脱皮して鋏が大きくなり、まだ白いままではあるが、親のような立派なスタイルになった。
日中にもう一度確認してみると、皆親周辺でじっとしており、刺激すると鋏で構えるほどになっていたので、オカダンゴムシの幼生を与えてみたが捕食しようとはしなかった。幼生の体長を測ってみると尾を丸めた状態で鋏を入れない体長で7mm程と確かに大きくなっている。しかし、体は随分とスマートになったので、時期に餌を摂取するようになると思う。ここからが本種の累代飼育の一番難しいところである。
幼生の数を数えてみると少なくとも29匹確認できたので恐らく30匹はいるようであった。
 
8月9日
コオロギの肉片を与えてみたところ、1匹が食べた。他の仔サソリはまだ食べないようだ。
 
8月10日
親が仔サソリ達から離れた場所にいたので、親を別のケースで飼育することにした。
 
8月11日
ようやく他の仔サソリ達も食べるようになった。
 
8月12日
幼生が1匹、群れから離れた場所にいたので、試しにこの個体だけプリンカップで単独飼育することにした。
他の幼生は見える範囲にいるものは10数匹しか見えなく、やや不安ではあるが死骸もないので上手く隠れているのだろう。
 
8月18日
幼生は皆無事なようでケース内の群れからかなり離れた場所にも移動していた。幼生の餌は主にワラジムシ類の幼生やオカダンゴムシの幼生を与えていたが、今日はシモングモSpermophora senoculata)も与えてみるとこれも食べた。更に今日は初めて毒針で刺す行動を2回も見ることができた。
ワラジムシの幼生がもっともよく食べており、オカダンゴムシの幼生は捕らえられると丸くなるので仔サソリがびっくりして離してしまうところを確認している。他にたまたま近くに止まったコバエを捕らえて食べるところも観察している。
 
8月19日
幼生は脱皮後に比べ大分大きくなってきているようで、ただ体長自体は未だ7mm程度だが、体格ががっしりしてきたようである。今のところ餌のワラジムシは繁殖力が旺盛で足りているが、現在タイワンサソリモドキTypopeltis crucifer)が幼生を抱えているので、今後餌が不足するかもしれないので、生き餌のヨーロッパイエコオロギAchetus domesticus)の幼生を600匹購入することにした。
 
8月21日
餌用コオロギが到着したので、見てみると幼生の体長よりもやや小さい程度で、食べてくれるか不安だったが、与えてみると、すぐに捕らえてよく食べていた。これで餌不足の心配は解消された。
 
8月25日
今日もエサ用コオロギを与えていたが、コオロギの成長が早いので大きいものは捕らえようともしなくなってきてしまった。小さいもののみを選んで与えるようにするとよく食べてくれた。ワラジムシの幼生も与えたが同じようによく食べた。まだ2回目の脱皮はしていないようだが、腹部がよく伸びて大きくなっていた。
親サソリはお産後で体力を消耗しているかと思いきや、コオロギを与えるとすぐに捕食した。まったく衰えを感じさせないので、時期にまた卵を持つかもしれない。
 
9月4日
とうとうコオロギがサソリの幼生よりも大きくなってしまったため、新たに胡麻粒サイズのコオロギを購入した。上手く隠れているからかサソリの幼生が少ししか確認できないのが少々心配だが、大きくなるにつれ、固まらず単独を好むようで、散らばって隠れているのだろう。
 
9月17日
あまり大きさに変化を感じない状態が続いていたのだが、今日幼生達を見てみると1匹だけ他の幼生よりも大きく明らかに異なる個体を発見した。まず細かった鋏が太く、体型も横幅があり体節も伸びていない個体で2度目の脱皮をした3齢に間違いない幼生だった。夜には、抜け殻が見える場所だけで5つも見つけることができた。他の幼生達もどんどん脱皮しているようだ。
 
9月19日
17日から2齢幼生の脱皮殻をよく見かけるようになり、今日はウッドチップをめくってみると脱皮中の3齢幼生を見ることができた。残りの2齢幼生も体節間膜が非常に伸びており、脱皮間近である。
 
9月20日
2齢幼生の脱皮はまだ続いており、今日はまだ鋏も抜けていない脱皮中の幼生を観察することができた。多数飼育していると、こういった決定的瞬間を見る機会が増えて非常に面白い。今日までに16個もの脱皮殻が見つかった。
 
9月22日
今日までに発見した脱皮殻は20個に及んだ。見える範囲の幼生はすべて脱皮したようで、無論発見できていない脱皮殻もあるので、20匹以上は元気に成長していると思う。
更には石垣島産の自己採集個体も腹部が膨らんできたようなので、時期に幼生を産む可能性がある。同じ種ではあるが、自己採集品という思い入れと別産地からこちらも累代飼育をしていきたいと思っている。
 
9月24日
まだ脱皮が続いているようで、今日までに合計23個の脱皮殻を発見できた。
 
9月28日
自己採集した石垣島産の本種は、最近ずっと餌を食べないでおり、腹部が太っているので、妊娠しているのかと期待していたのだが、今日見たところ、脱皮した直後の本種を確認した。抜け殻の上にいて、色はまだ淡かった。鋏が格段に太く立派になっており、これで成体となったようである。今後、餌を食べるようになると、LLサイズに近づくのかもしれない。抜け殻を取ろうとすると、抜け殻を鋏で挟み、珍しく攻撃的なところを観察することができた。抜け殻は完全な状態のままで、標本にして残しておこうと思う。
 
10月28日
朝、抜け殻を一つ見つけた。2齢の抜け殻より一回り大きいサイズで、成長の早かった3齢幼生が加齢したようだ。
 
10月30日
夜、2つ目の抜け殻を見つけた。2齢から3齢までは約41日掛かることになる。ウッドチップをめくってみると4齢と思われるやや大きめの幼生が見られ、他の幼生は腹部が伸びていて脱皮間近の状態だった。
 
11月1日
夜、また脱皮殻を1つ見つけた。脱皮殻も撮影したいと思っているのだが、コオロギに齧られてしまうからか、脱皮殻の鋏が取れた不完全なものが多く、脱皮直後を発見するしかないようだ。
 
11月5,6日
夜、ようやく完全な脱皮殻を見つけたので、翌日撮影した。ついでに2齢幼生と終齢幼生の脱皮殻も撮影し、頭部から前腹部までの体長を測定したところ、2齢で4mm,3齢で6mm,終齢で11mmだった。
 
2008年2月27日
しばらく更新していなかったが、皆元気にしている。幼生は4齢付近まで来ると成長に個体差が出てきて、脱皮の時期もバラつきがあり、何齢なのか分かりづらくなった。
 
3月28日
やや大型の脱皮殻を発見した。今までの脱皮殻よりも一回り大きいので、4齢幼生の脱皮殻のようだ。
 
3月29日
新たに複数の4齢幼生の脱皮殻を発見した。
 
4月5日
石垣島で採集した個体が結構太ってきた。単に太っているだけかもしれないが、妊娠に期待したい。現在まで死亡した個体は1匹もおらず皆元気にしている。
 
6月5日
かなり大きめの脱皮殻を発見した。6齢に加齢したようだ。脱皮殻と終齢の脱皮殻を比較してみるとほぼ同じか今回の脱皮殻がやや小さい程度の違いしかなく、6齢が成体という可能性が出てきた。
※後に6齢がお産したことで6齢が成体だということが分かりました。
 
6月6日
2つの脱皮殻を発見した。どうやら成体への脱皮ラッシュが始まったようだ。
 
6月7日
ケース内の幼生の様子を見ようと樹皮を退けて見ると脱皮食後と思われる色の淡い幼生が死んでいるのを発見した。今まで他の幼生に食べられる事故はなく、飢えてもいないと思うので、大きくなったことでやや攻撃的になったのかもしれない。
 
7月20日
本日虫ナビの紹介種が14,000種となった。それを祝うかのように朝から西表島産の♀の2度目のお産が始まった。朝見ると1頭お産していたが、15時頃見ると2頭になっていた。
 
7月24日
何故か2頭お産して以来1頭も産んでいない。それどころか今日は1齢幼生が1頭消えていた。
 
7月25日
西表島産の♀が死亡した。どうやら体力が持たなかったようだ。切開してみたが、体内の幼生達も既に死亡していた。当初産んだ2頭はどこにも見当たらない。♀が無抵抗だったことから、ケース内に入れておいたワラジムシやコオロギに食べられてしまった可能性がある。
 
7月26日
西表島産の♀がお産できずに死亡し、ガックリしていたところに、去年の7月17日に自己採集した石垣島産の♀がお産した。やはり初回のお産だけあって一度にすべてお産した。自己採集の石垣島産だけに思い入れもあるので、今後も繁殖を続けていきたい。
 
8月3日
海悠出版殿のロケがあり、静岡県まで泊りがけで行って来て、夜に帰宅した。石垣島産の幼生達はどうなっているかと確認して見ると皆脱皮が完了していて親から降りた状態だった。脱皮殻が見られなかったので、恐らく脱皮したのは8月2日と思われる。幼生誕生から脱皮まで8日間掛かることが分かる。
お産の時期も西表島産の時とほぼ同じで、繁殖時期は季節に影響されるようだ。
既に深夜だった為、親を即席で作成したプリンカップに移動させ、2齢幼生達にはコオロギの幼虫を千切ったものを与えた。
 
8月4日
幼生達に与えたコオロギを千切った餌は見当たらなかったので食べてくれた可能性があるが、小さいものなので腐って見えなくなった可能性もある。運よくコオロギが勝手に繁殖して孵化して間もない2mm程度の幼虫が多数発生していたので与えてみた。1匹が捕食したところを観察できたので、今後しばらくはこのコオロギの幼虫を与えることにした。
 
9月2日
幼生の脱皮殻を2つ発見した。コオロギの成長は早く、さすがに小さい幼生が食べられるサイズのものが無くなってきたので、餌用コオロギを注文し、明日到着する予定。やはり餌代は悩みの種だ。大きくなったコオロギはたくさんいるのだが・・・。
 
12月2日
自己採集の石垣島産の成体は、数週間前から以前に死んだ西表島産のように腹部が伸びており、元気もなかったが、本日死亡を確認した。成体で購入した西表島産では分からなかったが、今回の幼体からの飼育した石垣島産の経験から、ヤエヤマサソリは2回のお産までは難しいことが分かった。
最近はマンネリ気味になってきた為、小まめな更新はしていないが、西表島産と石垣島産共に元気にしている。
 
2009年6月16日
西表島産の個体を確認してみると既に産仔した♀を発見し、既に他の♀に食べられてしまった幼体もいた為、慌ててすべての♀をプリンカップに隔離した。幸い、親離れするまでに早く産仔した♀は1匹しかおらず、他は産仔したての♀やパンパンに腹部の膨れた♀ばかりであった。
一方、石垣島産の幼体達も順調に成長しており、見た目で5齢くらいにはなっているようだ。
 
6月23日
2匹目に早く産仔した幼体が脱皮し、活動を開始した。数えてみると1匹の♀から21匹の2齢の幼体を確認した。さすがにすべての♀から産まれた幼体を飼育するのは餌の面から無理なので、販売したいと思っている。売れなかったら死んでしまうことになるが、大変小さな餌しか食べない為金銭面から仕方の無いことである。
関連リンク  サソリの魅力  ヤエヤマサソリ累代飼育マニュアル
PHOTO

♀@
♂は日本ではまだ見つかっていない。
(2007.6.9 西表島 祖納岳産/WILD)

♀A
これで超特大サイズということだった。
(2007.6.6 西表島 祖納岳産/WILD)

毒針
(2008.5.24 西表島 祖納岳産/WILD)

西表島産の卵を持った♀(左)と石垣島産の♀
(2007.7.21)

卵を持った♀
腹部がパンパンに膨れている。
(2007.7.21 西表島 祖納岳産/WILD)

横から見た♀
産後5ヶ月が経過している。
(2007.12.31 西表島 祖納岳産/WILD)

産まれたばかりの1齢幼生@
親の背中に乗っている。
(2007.7.29 西表島 祖納岳産/WF1)

産まれたばかりの1齢幼生A
体長は4mm程。
(2007.7.29 西表島 祖納岳産/WF1)

誕生から10日後の1齢幼生
親の背中に乗っている。
(2007.7.31 西表島 祖納岳産/WF1)

脱皮した1齢幼生
白いゴミのようなものは脱皮殻。鋏が大きくなり、立派なスタイルになった。
(2007.8.5 西表島 祖納岳産/WF1)

最初の脱皮から9日後の2齢幼生
淡褐色に色付き、餌も食べるようになった。
(2007.8.12 西表島 祖納岳産/WF1)

コオロギを捕食中の2齢幼生
(2007.8.22 西表島 祖納岳産/WF1)

どんどん大きくなる2齢幼生
孵化してから脱皮はまだ1回しか確認していないが、腹部が大きく伸び8mm程度になっているようだ。
(2007.8.26 西表島 祖納岳産/WF1)

脱皮中の3齢幼生@
脱皮中の左にいるのは既に脱皮した3齢幼生。他の2齢幼生は体節間膜が大きく伸びているのに対し、3齢幼生は体節が伸びていない。鋏も太いのが分かる。
(2007.9.19 西表島 祖納岳産/WF1)

脱皮中の3齢幼生A
(2007.9.19 西表島 祖納岳産/WF1)

脱皮中の3齢幼生B
脱皮中でまだ鋏が抜けていない。
(2007.9.20 西表島 祖納岳産/WF1)

脱皮中の3齢幼生C
右の鋏が抜けたところ。
(2007.9.20 西表島 祖納岳産/WF1)

脱皮中の3齢幼生D
後腹部以外すべて脱皮した。
(2007.9.20 西表島 祖納岳産/WF1)

3齢幼生
脱皮後、体が固まると光沢が出る。
(2007.9.20 西表島 祖納岳産/WF1)

2齢幼生の抜け殻@
(2007.9.17 西表島 祖納岳産/WF1)

2齢幼生の抜け殻A
(2007.9.17 西表島 祖納岳産/WF1)

2齢幼生の抜け殻B
3齢幼生の抜け殻撮影時に再度撮影したもの。
(2007.11.6 西表島 祖納岳産/WF1)

2齢幼生の抜け殻C
(2007.9.17 西表島 祖納岳産/WF1)

4齢幼生@
見た目は3齢幼生とほとんど変わらないがやや大きくなった。
(2007.10.31 西表島 祖納岳産/WF1)

4齢幼生A
(2007.11.1 西表島 祖納岳産/WF1)

3齢幼生(左)と4齢幼生(右)
体長はあまり変わらないが、後腹部や毒針の大きさが格段に大きくなっている。
3齢幼生は腹部の体節間膜が伸びきって脱皮間近であることが分かる。
(2007.11.1 西表島 祖納岳産/WF1)

3齢幼生の抜け殻@
頭部から前腹部まで6mmだった。
(2007.11.6 西表島 祖納岳産/WF1)

3齢幼生の抜け殻A
(2007.11.6 西表島 祖納岳産/WF1)

各齢の抜け殻@
左から終齢,3齢,2齢。
頭部から前腹部までの体長は、2齢4mm,3齢6mm,終齢11mmだった。
(2007.11.6 西表島 祖納岳産/WF1)

5齢間近の4齢幼生
1匹も死なず皆順調に成長している。
(2008.2.27 西表島産)

4齢幼生の抜け殻
(2008.4.5 西表島 祖納岳産/WF1)

各齢の抜け殻A
左から終齢,4齢,3齢,2齢
(2008.4.5 西表島 祖納岳産/WF1)

5齢幼生
(2008.4.5 西表島 祖納岳産/WF1)

脱皮間近の5齢幼生
(2008.6.7 西表島産/WF1)

脱皮時に食べられてしまった6齢
(2008.6.7 西表島産/WF1)

6齢幼生@
体長から恐らく6齢で終齢と思われる。
(2008.7.21 西表島産/WF1)

6齢幼生A
(2008.7.21 西表島産/WF1)

6齢幼生B
(2008.7.21 西表島産/WF1)

6齢幼生と十円玉
(2008.7.21 西表島産/WF1)

産仔した♀
恐らく6齢で生体のようだ。
(2009.6.16 西表島産/WF1)

2齢幼体
10匹以上の♀から大量の幼体が得られた。
(2009.6.23 西表島産/WF2)

採集時の終齢幼生♀
(2007.7.17 石垣島)

5齢幼生♀@
(2007.7.21 石垣島産/WILD)

終齢幼生の脱皮殻
(2007.9.29 石垣島産/WILD)

脱皮直後の成体
脱皮直後でまだ色が淡い。鋏が格段に太くなった。
(2007.9.29 石垣島産/WILD)

成体@
(2007.11.17 石垣島産/WILD)

成体A
(2007.11.17 石垣島産/WILD)

成体B
(2007.11.17 石垣島産/WILD)

成体C
(2008.4.5 石垣島産/WILD)

成体D
腹部がだいぶ太ってきた。
(2008.5.24 石垣島産/WILD)

成体E
(2008.5.24 石垣島産/WILD)

腹面
(2008.5.24 石垣島産/WILD)

マダラサソリとのツーショット
本種は鋏は発達しているが、後腹部が小さい。
(2007.12.1 西表島 祖納岳産/WILD)

八重山諸島の奇蟲達
マダラサソリ(左),タイワンサソリモドキ(中央),ヤエヤマサソリ(右)
タイワンサソリモドキがダントツに大きい。右の本種は西表島産。
(2007.12.31)

西表産の成体@
去年の2月8日が採集日で、今も元気にしている。
成体で1年以上生きる上、数回お産もするようだ。
(2008.5.24 西表島産/WILD)

西表産の成体A
腹部が張っているので、妊娠していると思われる。
(2008.5.24 西表島産/WILD)

西表産の成体B
(2008.5.24 西表島産/WILD)

2度目のお産
朝1頭確認し、5時間後に2頭になっていた。種親の腹部の中にいる幼生達が透けて見える。
(2008.7.20 西表島産/WILD)

♀の死亡@
体力が持たなかったのか2度目はお産できずに死亡した。
(2008.7.25 西表島産/WILD)

♀の死亡A
伸びた状態で、38mmほどであった。
(2008.7.25 西表島産/WILD)

石垣島産のお産
自己採集の石垣島産個体が念願のお産を果たした。
(2008.7.26 石垣島産/WF1)

石垣島産の1齢幼生
(2008.7.26 石垣島産/WF1)

石垣島産の2齢幼生@
(2008.8.8 石垣島産/WF1)

石垣島産の2齢幼生A
(2008.8.8 石垣島産/WF1)

コオロギを捕食する石垣島産の2齢幼生
(2008.8.9 石垣島産/WF1)

採集時の♀
成体より一回り小さな幼生も網にはいった。成体には既に仔サソリが3匹ついていた。
(2017.7.8 西表島)

翌日お産した♀
(2017.7.8 西表島)

幼生
お産した♀と同時に網にはいったもの。どちらもリリースした。
(2017.7.8 西表島)
 
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