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オカダンゴムシ
学名:Armadillidium vulgare

オカダンゴムシ(2008.3.15)
Data
和名 オカダンゴムシ
 別名:ダンゴムシ,コロコロムシ,ボールムシ,ベンジョムシ
体長 約15mm
分布 北海道,本州,四国,九州  外国から侵入した帰化種
出現期 2〜11月
落ち葉など
解説 落ち葉の下などによく見られるダンゴムシ。
♂は暗灰色一色をしているが、小さな黄色い紋がまばらに出るものも見られる。
♀は♂よりもやや小型で体色は全体的に淡く、黄色や褐色の斑模様をしている。
ダンゴムシの仲間は触れると丸くなって身を守るのが特徴。
本種は元々日本に生息していなかった帰化種で、生命力の強さから急激に全国へ分布した。
コシビロダンゴムシ科との違いはページ下部を参照。
 
国内に生息するArmadillidium属は以下の2種。
和名/学名 分布
オカダンゴムシ
Armadillidium vulgare
北海道,本州,四国,九州
ハナダカダンゴムシ
Armadillidium nasatum
本州(横浜市,神戸市の一部)
 
写真はすべて自宅の庭にいた本種を撮影したもの。5月5日にはアルビノモザイク個体を発見した。稀に発生するアルビノ個体は真っ白だが、モザイクの場合は色素が半々で、両方の触角を見ると違いがはっきりする。
PHOTO

オカダンゴムシ@
(2008.3.15)

オカダンゴムシA
(2006.7.2)

丸まった本種@
横から見た写真。
(2008.3.15)

丸まった本種A
横から見た写真。
(2007.11.23)

丸まった本種B
正面から見た写真。
(2007.11.23)


♀は斑模様が明瞭。
(2008.3.15)

交尾
黒く大きい方が♂。
(2008.4.29)

脱皮中の本種
前半身から脱皮する。脱皮した殻は後から食べる。
(2008.4.26)
アルビノモザイク

庭で見つけたアルビノモザイク@
体色が白っぽく、左の触角が無色。
(2012.5.5)

庭で見つけたアルビノモザイクA
(2012.5.5)

庭で見つけたアルビノモザイクB
(2012.5.5)

正常な個体
(2012.5.5)

アルビノモザイクの触角
(2012.5.5)

正常な個体の触角
(2012.5.5)
コシビロダンゴムシ科との相違点

オカダンゴムシ
尾節の形状は逆三角形。
(2007.11.23)

コシビロダンゴムシ科
尾節の形状はまさかり状。
(2007.11.23)
 
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