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ヨーロッパイエコオロギ
学名:Achetus domesticus

♂(2022.1.5)
Data
和名 ヨーロッパイエコオロギ
体長 約20mm
分布 ヨーロッパ?
出現期 一年中
昆虫の死骸,野菜
解説 活餌の代名詞的存在。
和名からヨーロッパ原産と思われる。
白っぽい体色をしており、♂は鳴くが声は小さいと言われている。
乾燥に強く管理しやすいこともあり、爬虫類等肉食の生き物の餌として広く販売されており、管理人もヤエヤマサソリマダラサソリの餌として重宝している。
活餌としては他にフタホシコオロギGryllus bimaculatus)も有名である。
イエコオロギと言われる程なので、屋内性の傾向が強いと思われるが、詳細は不明。
 
写真は餌用として飼育していた本種の幼虫が羽化したもの。8月21日にSサイズの幼虫を複数購入したものが、9月上旬に羽化してきた。
若齢幼虫の写真は10月30日にダンボールから出てきたもの。クワガタ飼育用のマットを通販で購入し、ダンボールからマットを取り出した後、空きダンボールから小さなカチカチという音が聞こえるので、もしやと思いダンボールを何度か叩くと7mm程の若齢幼虫が1匹出てきた。以前はサソリの餌用としてこのサイズを大量に購入していたので、撮影する気もしなかったが、サソリの飼育を止めた今となっては見る機会もないため、せっかくなので飼育することにした。触角や尾角がどちらも片方が途中で切れていたが、何度か脱皮することで11月18日時点でかなり再生していた。そして、翌年の1月5日に成虫になった。若齢幼虫の飼育を開始して、67日間で成虫になった計算になる。ちなみに幼虫がいたダンボールを発送したペットショップはカブトムシやクワガタだけでなくサソリや両生類なども販売していたため、生き餌としている幼虫がダンボールの穴に隠れていたと思われる。
コバエシャッター(タイニー)で飼育したところ、チリチリと小さい声で鳴くところが観察でき、翌年の5月6日に死亡した。
PHOTO

♂@
(2022.1.5)

♂A
(2022.1.5)

♂B
(2007.9.8)

♂C
(2007.9.8)


(2007.9.8)

若齢幼虫@
(2021.10.30)

若齢幼虫A
(2021.10.30)

中齢幼虫@
(2021.11.18)

中齢幼虫A
(2021.11.18)

中齢幼虫B
(2021.11.18)

終齢幼虫@
(2021.12.12)

終齢幼虫A
(2021.12.12)

終齢幼虫B
(2021.12.12)
 
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