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アカイソウロウグモ
学名:Argyrodes miniaceus

アカイソウロウグモの♀(2007.3.17 石垣島)
Data
和名 アカイソウロウグモ
体長 ♂:3.5〜4mm
♀:3.5〜6mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,南西諸島
出現期 6〜9月
昆虫  オニグモゴミグモジョロウグモなどの巣に寄生して掛かった昆虫を巣の主の反対側から食べる。
解説 赤いイソウロウグモ。
鮮やかな赤い体色で、腹部には銀色の紋がある。腹部先端には黒斑がある。
♂には銀色紋が無く、頭胸部と腹部はほぼ同じ大きさで、触肢が発達している。
他のクモの巣に寄生して掛かった昆虫を巣の主と共に食べる。
寄生する巣のクモもイソウロウグモに対しては無関心で争うことはないようだ。
 
本種で虫Navi紹介種は遂に1,000種となった。
撮影メモ 2007年3月の石垣島旅行で出会った140種目の生き物。林縁から森林内へ少し入ったところでチブサトゲグモGasteracantha mammosa)の巣にいた本種を発見した。間近で撮影しているとチブサトゲグモのそばへ逃げていったが、チブサトゲグモはまったく無関心で、同じ巣で同居していることを知っているかのようであった。
 
139種目 140種目 141種目
♂の写真は、7月19日に石垣島で撮影したもの。特大のオオジョロウグモNephila maculata)の巣に寄生していた。
 
53種目 54種目 55種目
八丈島での写真は8月12日に林道で交接中の本種を撮影したもの。八丈島では本種の数が多く、本種しかいない巣が目立った。
PHOTO

チブサトゲグモの巣に寄生する♀@
(2007.3.17 石垣島)

チブサトゲグモの巣に寄生する♀@
(2007.3.17 石垣島)

チブサトゲグモの巣に寄生する♀B
(2007.3.17 石垣島)

オオジョロウグモの巣に寄生する♂@
オオジョロウグモのトップの個体の特大の巣に寄生していた。
(2007.7.19 石垣島)

オオジョロウグモの巣に寄生する♂A
(2007.7.19 石垣島)

オオジョロウグモの巣に寄生する♂B
(2007.7.19 石垣島)

交接@
(2018.8.12 八丈島)

交接A
(2018.8.12 八丈島)
 
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