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クヌギシギゾウムシ
学名:Curculio robustus

クヌギのそばにいた個体(2020.9.13)
Data
和名 クヌギシギゾウムシ
体長 6〜10mm
分布 本州,四国,小豆島,九州,対馬
出現期 8〜10月
クヌギ
 幼虫はクヌギのドングリの実を食べる。
解説 クヌギに集まるシギゾウムシ。
体色は黒褐色で体表に淡黄色の微毛が生える。上翅は後方に黄褐色の微毛による太い横帯がある。
晩夏にクヌギのドングリに長い口吻で穴を開け、卵を産み付ける。孵化した幼虫はドングリの実を食べて育ち、外に出て越冬した後に蛹化・羽化する。産卵はドングリがまだ緑色の若いうちに産み付けるので、ドングリの成長とともに産卵跡は塞がれる。
 
国内に生息するシギゾウムシ属(Curculio)は基亜属の以下の44種。
和名/学名 分布
コナラシギゾウムシ
Curculio dentipes
北海道,奥尻島,本州,飛島,四国,九州,対馬
ニセコナラシギゾウムシ
Curculio conjugalis
本州,飛島,九州
ツバキシギゾウムシ
Curculio camelliae
本州,冠島,淡路島,屋代島,四国,小豆島,九州,平戸島,屋久島,沖縄島,石垣島
エゴシギゾウムシ
Curculio styracis
本州,四国,九州,下甑島
クヌギシギゾウムシ
Curculio robustus
本州,四国,小豆島,九州,対馬
クリシギゾウムシ
Curculio sikkimensis
北海道,本州,佐渡島,淡路島,四国,九州,対馬
ミヤマシギゾウムシ
Curculio koreanus
北海道,奥尻島,本州,四国,九州
イヌビワシギゾウムシ
Curculio funebris
本州,伊豆諸島(大島,神津島),猿島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,志賀島,能古島,平戸島,上甑島,下甑島,種子島,屋久島,薩摩黒島,トカラ列島(口之島,中之島,悪石島),奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
アイノシギゾウムシ
Curculio aino
択捉島,北海道,本州,四国
シロモンシギゾウムシ
Curculio alboscutellatus
北海道,本州,九州
セグロシギゾウムシ
Curculio atridorsum
奄美大島
バルマーシギゾウムシ
Curculio balmeri
与那国島
キマダラシギゾウムシ
Curculio betulae
北海道,本州,四国,九州
ヒゲブトシギゾウムシ
Curculio breviscapus
本州,伊豆諸島(御蔵島),隠岐,厳島,四国,九州,種子島,屋久島,口永良部島
セダカシギゾウムシ
Curculio convexus
本州,佐渡島,伊豆諸島(大島),隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,平戸島
デイクマンシギゾウムシ
Curculio dieckmanni
九州
クロシギゾウムシ
Curculio distinguendus
北海道,奥尻島,本州,四国,九州,下甑島
ナツグミシギゾウムシ
Curculio elaeagni
北海道,奥尻島,本州,四国,九州
ウスオビシギゾウムシ
Curculio flavescens
本州
アキグミシギゾウムシ
Curculio flavoscutellatus
本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,志賀島,大島(南郷町),上甑島
チャバネセダカシギゾウムシ
Curculio fulvipennis
本州,四国,九州
ハチジョウシギゾウムシ
Curculio hachijoensis
本州,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島,八丈島,八丈小島)
シイシギゾウムシ
Curculio hilgendorfi
本州,伊豆諸島(新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,上甑島,中甑島,下甑島,屋久島,口永良部島,トカラ列島(中之島),奄美大島,請島,徳之島,沖縄島,伊平屋島,渡嘉敷島,久米島,石垣島,西表島
ヒメシギゾウムシ
Curculio hime
本州,四国,九州
イチハシシギゾウムシ
Curculio ichihashii
本州,厳島,四国,九州
イシハラシギゾウムシ
Curculio ishiharai
北海道,本州
イワサキシギゾウムシ
Curculio iwasakii
石垣島
ツシマコナラシギゾウムシ
Curculio katsurai
対馬
クロサワシギゾウムシ
Curculio kurosawai
本州,佐渡島
アカサビシギゾウムシ
Curculio lateritius
本州,九州,志賀島,能古島,大島(南郷町),トカラ列島(口之島),奄美大島,徳之島,沖縄島
クロホシシギゾウムシ
Curculio maculanigra
本州,四国,九州,大島(南郷町),沖縄島
ミヤタケシギゾウムシ
Curculio miyatakei
本州,四国
モリモトシギゾウムシ
Curculio morimotoi
本州,四国
シロオビシギゾウムシ
Curculio nagaoi
九州,屋久島,奄美大島
キオビシギゾウムシ
Curculio ochrofasciatus
北海道,本州,四国,九州
ツヤヒメシギゾウムシ
Curculio okumai
本州,伊豆諸島(御蔵島),九州
イリオモテシギゾウムシ
Curculio peculiaris
石垣島,西表島
ウスミドリシギゾウムシ
Curculio rai
沖縄島,大神島,石垣島,波照間島
ルビーシギゾウムシ
Curculio rubidus
本州
コジマシギゾウムシ
Curculio sauteri
本州,四国,小豆島,九州,屋久島
ウエマツシギゾウムシ
Curculio uematsuae
沖縄島
ウスリーシギゾウムシ
Curculio ussuriensis
九州,屋久島
ヤノシギゾウムシ
Curculio yanoi
本州,伊豆諸島(大島),四国,小豆島,九州
シロテンシギゾウムシ
Curculio yoshieae
本州,九州
 
写真は9月13日に近所の林道のクヌギのそばにいた本種を撮影したもの。クヌギのそばのハリギリの茎に止まっていた。体長を測定してみると口吻まで14mm、口吻を入れない体長は9.5mmであった。
幼虫の写真は11月16日にクヌギのドングリから出てきた幼虫を撮影したもの。本種の幼虫を見ようと昨日近所のクヌギのドングリを拾ったところ翌日に出てきた。蛹も見たいので500mlクリアボトルで土を入れて飼育することにした。本種の他、蛾の幼虫も出てきて12月12日にヘリオビヒメハマキが羽化した。
PHOTO

クヌギのそばにいた個体@
(2020.9.13)

クヌギのそばにいた個体A
(2020.9.13)

クヌギのそばにいた個体B
(2020.9.13)

クヌギのそばにいた個体C
(2020.9.13)

ハリギリ上の本種@
(2020.9.13)

ハリギリ上の本種A
(2020.9.13)

幼虫がいるクヌギのドングリ
(2025.11.15)

クヌギのドングリの脱出孔
(2025.11.16)

幼虫@
(2025.11.16)

幼虫A
(2025.11.16)

幼虫B
(2025.11.16)

幼虫C
(2025.11.16)

幼虫D
(2025.11.16)

幼虫E
(2025.11.16)

蛹室を作った幼虫
(2025.11.30)
 
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