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クヌギシギゾウムシ
学名:Curculio robustus

クヌギのそばにいた個体(2020.9.13)
Data
和名 クヌギシギゾウムシ
体長 6〜10mm
分布 本州,四国,小豆島,九州,対馬
出現期 8〜10月
クヌギ
 幼虫はクヌギのドングリの実を食べる。
解説 クヌギに集まるシギゾウムシ。
体色は黒褐色で体表に淡黄色の微毛が生える。上翅は後方に黄褐色の微毛による太い横帯がある。
晩夏にクヌギのドングリに長い口吻で穴を開け、卵を産み付ける。孵化した幼虫はドングリの実を食べて育ち、外に出て越冬した後に蛹化・羽化する。産卵はドングリがまだ緑色の若いうちに産み付けるので、ドングリの成長とともに産卵跡は塞がれる。
本種が属するシギゾウムシ属(Curculio)は基亜属のみ43種が国内に生息している。
 
写真は9月13日に近所の林道のクヌギのそばにいた本種を撮影したもの。クヌギのそばのハリギリの茎に止まっていた。体長を測定してみると口吻まで14mm、口吻を入れない体長は9.5mmであった。
PHOTO

クヌギのそばにいた個体@
(2020.9.13)

クヌギのそばにいた個体A
(2020.9.13)

クヌギのそばにいた個体B
(2020.9.13)

クヌギのそばにいた個体C
(2020.9.13)

クヌギのそばにいた個体D
(2020.9.13)

ハリギリ上の本種@
(2020.9.13)

ハリギリ上の本種A
(2020.9.13)
 
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