ホーム > コウチュウ目 > ゾウムシ科 > ゾウムシ亜科
 
イヌビワシギゾウムシ
学名:Curculio funebris

ビーティングで得られた個体(2020.5.2)
Data
和名 イヌビワシギゾウムシ
体長 約4mm
分布 本州,伊豆諸島(大島,神津島),猿島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,志賀島,能古島,平戸島,上甑島,下甑島,種子島,屋久島,薩摩黒島,トカラ列島(口之島,中之島,悪石島),奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 5〜10月
不明
 幼虫はイヌビワの実を食べる。
解説 シギゾウムシの仲間。
体色は黒色で淡黄色の鱗毛が生えているが、上翅は不規則。
小楯板は黄白色。脚は赤褐色。
前脚腿節下面に棘状突起がある。
イヌビワの実に卵を産み付け、孵化した幼虫は実を食べて育つ。
海外では朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するシギゾウムシ属(Curculio)は基亜属の以下の44種。
和名/学名 分布
コナラシギゾウムシ
Curculio dentipes
北海道,奥尻島,本州,飛島,四国,九州,対馬
ニセコナラシギゾウムシ
Curculio conjugalis
本州,飛島,九州
ツバキシギゾウムシ
Curculio camelliae
本州,冠島,淡路島,屋代島,四国,小豆島,九州,平戸島,屋久島,沖縄島,石垣島
エゴシギゾウムシ
Curculio styracis
本州,四国,九州,下甑島
クヌギシギゾウムシ
Curculio robustus
本州,四国,小豆島,九州,対馬
クリシギゾウムシ
Curculio sikkimensis
北海道,本州,佐渡島,淡路島,四国,九州,対馬
ミヤマシギゾウムシ
Curculio koreanus
北海道,奥尻島,本州,四国,九州
イヌビワシギゾウムシ
Curculio funebris
本州,伊豆諸島(大島,神津島),猿島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,志賀島,能古島,平戸島,上甑島,下甑島,種子島,屋久島,薩摩黒島,トカラ列島(口之島,中之島,悪石島),奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
アイノシギゾウムシ
Curculio aino
択捉島,北海道,本州,四国
シロモンシギゾウムシ
Curculio alboscutellatus
北海道,本州,九州
セグロシギゾウムシ
Curculio atridorsum
奄美大島
バルマーシギゾウムシ
Curculio balmeri
与那国島
キマダラシギゾウムシ
Curculio betulae
北海道,本州,四国,九州
ヒゲブトシギゾウムシ
Curculio breviscapus
本州,伊豆諸島(御蔵島),隠岐,厳島,四国,九州,種子島,屋久島,口永良部島
セダカシギゾウムシ
Curculio convexus
本州,佐渡島,伊豆諸島(大島),隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,平戸島
デイクマンシギゾウムシ
Curculio dieckmanni
九州
クロシギゾウムシ
Curculio distinguendus
北海道,奥尻島,本州,四国,九州,下甑島
ナツグミシギゾウムシ
Curculio elaeagni
北海道,奥尻島,本州,四国,九州
ウスオビシギゾウムシ
Curculio flavescens
本州
アキグミシギゾウムシ
Curculio flavoscutellatus
本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,志賀島,大島(南郷町),上甑島
チャバネセダカシギゾウムシ
Curculio fulvipennis
本州,四国,九州
ハチジョウシギゾウムシ
Curculio hachijoensis
本州,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島,八丈島,八丈小島)
シイシギゾウムシ
Curculio hilgendorfi
本州,伊豆諸島(新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,上甑島,中甑島,下甑島,屋久島,口永良部島,トカラ列島(中之島),奄美大島,請島,徳之島,沖縄島,伊平屋島,渡嘉敷島,久米島,石垣島,西表島
ヒメシギゾウムシ
Curculio hime
本州,四国,九州
イチハシシギゾウムシ
Curculio ichihashii
本州,厳島,四国,九州
イシハラシギゾウムシ
Curculio ishiharai
北海道,本州
イワサキシギゾウムシ
Curculio iwasakii
石垣島
ツシマコナラシギゾウムシ
Curculio katsurai
対馬
クロサワシギゾウムシ
Curculio kurosawai
本州,佐渡島
アカサビシギゾウムシ
Curculio lateritius
本州,九州,志賀島,能古島,大島(南郷町),トカラ列島(口之島),奄美大島,徳之島,沖縄島
クロホシシギゾウムシ
Curculio maculanigra
本州,四国,九州,大島(南郷町),沖縄島
ミヤタケシギゾウムシ
Curculio miyatakei
本州,四国
モリモトシギゾウムシ
Curculio morimotoi
本州,四国
シロオビシギゾウムシ
Curculio nagaoi
九州,屋久島,奄美大島
キオビシギゾウムシ
Curculio ochrofasciatus
北海道,本州,四国,九州
ツヤヒメシギゾウムシ
Curculio okumai
本州,伊豆諸島(御蔵島),九州
イリオモテシギゾウムシ
Curculio peculiaris
石垣島,西表島
ウスミドリシギゾウムシ
Curculio rai
沖縄島,大神島,石垣島,波照間島
ルビーシギゾウムシ
Curculio rubidus
本州
コジマシギゾウムシ
Curculio sauteri
本州,四国,小豆島,九州,屋久島
ウエマツシギゾウムシ
Curculio uematsuae
沖縄島
ウスリーシギゾウムシ
Curculio ussuriensis
九州,屋久島
ヤノシギゾウムシ
Curculio yanoi
本州,伊豆諸島(大島),四国,小豆島,九州
シロテンシギゾウムシ
Curculio yoshieae
本州,九州
 
写真は5月2日に近所の林道でイヌビワをビーティングして得られた本種を撮影したもの。日当たりの良いイヌビワの枝を一度叩くと1匹落ちて、別の枝を叩くと一度に4匹落ちてきた。1か月前に海岸近くの林道でクスノキから得られているが個体差はほとんどなく近所の林道でもイヌビワ以外でもたまに得られている。口吻先端までの体長は5mm程だった。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
イヌビワにいた。
(2020.5.2)

ビーティングで得られた個体A
(2020.5.2)

ビーティングで得られた個体B
クスノキにいた。ただし、周りに複数のイヌビワがあった。
(2020.4.4)

ビーティングで得られた個体C
(2020.4.4)

ビーティングで得られた個体D
(2020.4.4)
 
先頭ページへ