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ワモンキシタバ
学名:Catocala xarippe okitsuhimenomikoto

バナナトラップに飛来した本種(2019.8.1 山梨県)
Data
和名 ワモンキシタバ
開張 50〜63mm
分布 本州,四国
出現期 6〜9月
樹液や腐った果実
 幼虫はバラ科(スモモ,ズミ)の葉を食べる。
解説 シタバガの一種。
前翅の地色は灰白色で黒褐色の横線があり、内横線は内側にかけて淡色へのグラデーションになる。
前翅外縁付近に下部が二股に分かれた黒い縦線がある。
本種は北海道の中部〜東部に分布するキララキシタバ(Catocala fulminea)に酷似するが、やや小型で前翅の裏面が黄色くなる点などで区別できる。
本種は以前、キララキシタバの亜種(Catocala fulminea xarippe)とされてきたが現在はワモンキシタバとされている。
北海道産が基亜種とされ、海外ではロシア南東部に亜種(satanensis)が分布している。
 
トップの写真は8月5日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。以前も同じ場所のライトトラップで飛来している。
バナナトラップの写真は7月14日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2015.8.11 山梨県)

バナナトラップに飛来した本種@
(2018.7.14 新潟県)

バナナトラップに飛来した本種A
(2018.7.14 新潟県)
 
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