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オニベニシタバ
学名:Catocala dula

サクラの幹にいた本種(2007.8.25)
Data
和名 オニベニシタバ
開張 56〜68mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 6〜10月
樹液や腐った果実
 幼虫はブナ科(ミズナラ,アラカシ,アベマキ,クヌギ,コナラ,カシワ)などの葉を食べる。
解説 前翅は地味だが、後翅が派手な紅色をしているシタバガの一種。
ベニシタバCatocala electa zalmunna)に似ているが、ベニシタバより小型で前翅は黒っぽく、後翅の黒色の中帯は外側のカーブが尖る。
木に止まっている時は前翅の色が保護色となり見つかりにくいが、驚くと後翅の派手な色を見せることにより威嚇することができる。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。
 
トップの写真は8月25日にクヌギなどがある雑木林内のサクラの木に止まっていた本種を撮影したもの。山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップにも飛来している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2015.8.11 山梨県)
 
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