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ベニシタバ
学名:Catocala electa zalmunna

ライトトラップに飛来した本種(2017.9.15 新潟県)
Data
和名 ベニシタバ
開張 69〜82mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 7〜10月
樹液や腐った果実
 幼虫はヤナギ科(イヌコリヤナギなど)の葉を食べる。
解説 前翅は地味だが、後翅が派手な紅色をしているシタバガの一種。
前翅は灰褐色、後翅は赤と黒の帯状の斑紋がある。
オニベニシタバCatocala dula)に似ているが、オニベニシタバより大型で前翅は白っぽく、後翅の黒色の中帯の形状も異なり、オニベニシタバほど外側のカーブが尖らない。
木に止まっている時は前翅の色が保護色となり見つかりにくいが、驚くと後翅の派手な色を見せることにより威嚇することができる。
国内の個体は日本産亜種で、海外ではアジアからヨーロッパまで広く分布、ヨーロッパ産が基亜種とされている。
 
写真は9月15日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2017.9.15 新潟県)
 
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