オオスズメバチ | |
学名:Vespa mandarinia japonica | |
自宅の外灯に飛来した働きバチ(2021.9.10) |
Data | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | オオスズメバチ | ||||||||||||||||||||||||||
体長 | ♂:30〜39mm ♀(女王):40〜45mm 働きバチ:27〜40mm |
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分布 | 北海道,本州,佐渡島,四国,九州,対馬,大隅諸島 | ||||||||||||||||||||||||||
出現期 | 4〜10月 | ||||||||||||||||||||||||||
餌 |
昆虫,樹液,腐った果実,花の蜜 土中に大きな球形の巣を造るが、稀に木のうろや家の壁にも造ることがある。 |
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解説 |
日本最大のハチ。 コガタスズメバチに似るが、コガタスズメバチは本種より小型で頭楯の中央に小突起があるのに対し、本種は大型で頭楯は中央が大きく凹む点などで区別できる。 カマキリなどの大型昆虫を襲うほど獰猛ではあるが逆にシオヤアブに狩られることもある。 猛毒を持ち、襲われると死ぬこともある。 しかし、人を襲ったりするのは巣を攻撃したり、9〜10月の繁殖期の気が荒い時であり、通常は危害を加えない限り人を襲うことはほとんどない。繁殖期は、巣の蜜を狙う熊に警戒している為、熊を連想させる黒い帽子や服を着ていると攻撃してくるので大変危険である。 夏場にクヌギの樹液に集まり、カナブンやサトキマダラヒカゲなどと共にいる姿をよく見かける。
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PHOTO | |
クヌギの樹液に来た本種@ (2008.7.2 静岡県) |
クヌギの樹液に来た本種A (2008.7.2 静岡県) |
自宅の外灯に飛来した働きバチ@ (2021.9.10) |
自宅の外灯に飛来した働きバチA (2021.9.10) |
自宅の外灯に飛来した働きバチB (2021.9.10) |
自宅の外灯に飛来した働きバチC (2021.9.10) |
クヌギの樹液に来た働きバチ@ (2019.8.24) |
クヌギの樹液に来た働きバチA (2019.8.24) |
クヌギの樹液に来た働きバチB (2019.8.10) |
クヌギの樹液に来た働きバチC (2019.8.10) |
クヌギの樹液に来た働きバチD (2019.8.10) |
クヌギの樹液に来た働きバチE (2019.8.10) |
クヌギの樹液に来た働きバチF (2019.8.10) |
潰れた柿に来た働きバチ@ (2005.11.1) |
潰れた柿に来た働きバチA (2005.11.1) |
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近似種との相違点 | |
オオスズメバチ 頭頂の複眼周辺が黒色にならない。 脚は大部分が黒色。 頭盾前縁の突起は1対で中央は突出しない(コガタスズメバチとの相違点)(前から見た写真を参照) (2021.9.10) |
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モンスズメバチ 頭頂の複眼周辺が黒色。 腹部第3〜5節の後縁にある黄帯は波状。 (2021.9.25 静岡県) |
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キイロスズメバチ 頭頂の複眼周辺が黒色。 脚は黄褐色。 (2019.8.10) |
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チャイロスズメバチ 頭部は全体的に赤褐色 腹部は全体的に黒褐色。 (2019.8.18) |