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モンスズメバチ | |
学名:Vespa crabro flavofasciata | |
![]() クヌギの樹液に来た本種(2020.7.23) |
Data | |
和名 | モンスズメバチ |
体長 | ♂:約27mm ♀:25〜28mm 働き蜂:19〜28mm |
分布 | 北海道,本州,佐渡島,四国,九州 |
出現期 | 5〜10月 |
餌 |
昆虫,樹液,腐った果実 土中に大きな球形の巣を造るが、稀に木のうろや家の壁にも造ることがある。 |
解説 |
スズメバチの一種。 オオスズメバチ(Vespa mandarinia japonica)より一回り小さく、頭部中央の単眼域に黒い紋があることと、腹部の模様に特徴がある。 巣は、樹木の洞や、民家の天井などに作成することが多いとされる。 国内に生息する本種は日本産亜種で、基亜種は北ヨーロッパからシベリア,樺太に生息している。 下の写真は9月6日に静岡県の山地のクヌギ林で樹液に来ていた本種を撮影したもの。非常に大人しく、後から来たキイロスズメバチにすぐに追い払われて、どの個体も争うような行動は一切なかった。撮影時はてっきりコガタスズメバチだと思っていたが、図鑑で調べたところ頭部の黒い紋と腹部の模様から本種であることが分かった。 |
PHOTO | |
![]() クヌギの樹液に来た本種@ (2011.9.6 静岡県) |
![]() クヌギの樹液に来た本種A (2011.9.6 静岡県) |
![]() クヌギの樹液に集まる本種 (2011.9.6 静岡県) |
![]() 本種(上)とキイロスズメバチ(下) (2011.9.6 静岡県) |