チャイロスズメバチ | |
学名:Vespa dybowskii | |
![]() クヌギの樹液に来た本種(2019.8.18) |
Data | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | チャイロスズメバチ | ||||||||||||||||||||||||||
体長 | ♀:27〜32mm 働き蜂:17〜25mm |
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分布 | 北海道,本州,佐渡島 | ||||||||||||||||||||||||||
出現期 | 6〜10月 | ||||||||||||||||||||||||||
餌 | 昆虫,樹液,腐った果実 | ||||||||||||||||||||||||||
解説 |
赤褐色をしたスズメバチ。 頭部と胸背は赤褐色で中胸盾板には赤褐色と黒色の模様がある。 腹部は一様に黒色。 他のスズメバチの巣を乗っ取ることが知られており、女王バチがキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を襲い、その巣の働きバチを利用して自分の働きバチを増やし、秋口に離巣して働きバチと共に自分の巣を作るという。 海外では朝鮮半島,中国,ロシア,タイ,ミャンマー,ネパールに分布している。
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PHOTO | |
![]() クヌギの樹液に来た本種@ (2019.8.18) |
![]() クヌギの樹液に来た本種A (2019.8.18) |
![]() クヌギの樹液に来た本種B (2019.8.18) |
![]() クヌギの樹液に来た本種C 別の日に別のクヌギに1匹だけいた個体で、前回撮影時の個体群と胸背の模様が明らかに異なっていた。 (2019.8.24) |
![]() クヌギの樹液に来た本種の群れ@ (2019.8.18) |
![]() クヌギの樹液に来た本種の群れA (2019.8.18) |
近似種との相違点 | |
![]() チャイロスズメバチ 頭部は全体的に赤褐色 腹部は全体的に黒褐色。 (2019.8.18) |
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![]() オオスズメバチ 頭頂の複眼周辺が黒色にならない。 脚は大部分が黒色。 頭盾前縁の突起は1対で中央は突出しない(コガタスズメバチとの相違点)(前から見た写真を参照) (2021.9.10) |
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![]() モンスズメバチ 頭頂の複眼周辺が黒色。 腹部第3〜5節の後縁にある黄帯は波状。 (2021.9.25 静岡県) |
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![]() キイロスズメバチ 頭頂の複眼周辺が黒色。 脚は黄褐色。 (2019.8.10) |