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トビモンアツバ | |
学名:Hypena indicatalis | |
![]() 雑木林にいた秋型(2006.10.28) |
Data | |
和名 | トビモンアツバ 別名(秋型):モンクロアツバ |
開張 | 21〜29mm |
分布 | 本州(関東地方以西),四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄島,宮古島 |
出現期 | 5〜6,8〜11月 |
餌 | 不明
幼虫はイラクサ科のカラムシの葉。 |
解説 |
三角形の形をしたアツバの仲間。 翅の中央より後方にある横線後方は白っぽい。 翅の前方近くには薄くやや不明瞭なギザギザした横線がある。 本種の秋型は黒っぽく模様がはっきりしており、以前はモンクロアツバという別種とされていたほど色彩が異なる。オオトビモンアツバ(Hypena occata)の秋型も同様に変異し酷似しており同定は難しいが「日本産蛾類標準図鑑II」(学研)に明確な差異は示されていないものの図示された標本からオオトビモンアツバでは内横線は下がらず外横線と合流しないのに対し、本種では外横線上の暗色部が後縁まで到達する前に内横線が急降下して合流しているという違いが見られた為、秋型における同定の根拠とした。 海外ではインド〜オーストラリアの熱帯地域、ソロモン諸島などに分布している。 |
PHOTO | |
![]() 自宅の外灯に飛来した本種@ (2006.12.8) |
![]() 自宅の外灯に飛来した本種A (2006.12.8) |
![]() 自宅の外灯に飛来した本種B (2006.12.8) |
![]() 自宅の外灯に飛来した本種C (2006.12.8) |