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クロキシタアツバ
学名:Hypena amica

林縁にいた本種(2014.5.10)
Data
和名 クロキシタアツバ
開張 28〜35mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 5〜9月
不明
 幼虫はイラクサ科(ヤブマオ,カラムシ,アカソ)の葉を食べる。
解説 アツバの一種。
焦げ茶色の地色に白色の鱗粉が散布される。外横線は白色でほぼ直線。
近縁種のタイワンキシタアツバHypena trigonalis)とは、黒褐色の形が本種は台形に近いをしているので区別できる。
後翅は黄色で外縁沿いは暗褐色。
伊豆諸島南部のこたいは後翅が暗化する傾向があるという。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
 
トップの写真は5月10日に、近所の杉林の茂みにいた本種を撮影したもの。本種は警戒心が強く、8年前に1ショットだけ撮影してすぐに逃げられて以来、発見できていなかったので望遠マクロでじっくりと撮影した。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2016.7.30)

林縁にいた本種@
(2014.5.10)

林縁にいた本種A
(2014.5.10)

林縁にいた本種B
(2014.5.10)

林縁にいた本種C
(2014.5.10)

雑木林の茂みにいた個体
(2006.5.21)

幼虫@
(2005.9.23)

幼虫A
(2005.9.23)
 
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