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タイワンキシタアツバ
学名:Hypena trigonalis

タイワンキシタアツバ(2007.4.21)
Data
和名 タイワンキシタアツバ
開張 28〜35mm
分布 本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,種子島
出現期 5〜9月
不明
 幼虫はイラクサ科(ヤブマオ,カラムシ,アカソ,ラミー,タイワントリアシ)の葉を食べる。
解説 暗褐色の三角形の模様をしたアツバ。
後翅は鮮やかな黄色をしており、和名の由来となっている。
黄色い後翅は止まっている時は隠れているが、飛翔中にはよく目立つ。
伊豆諸島南部産の個体は後翅の色が暗化する傾向があるとされる。
近縁種のクロキシタアツバHypena amica)とは、黒褐色の形が本種では三角形をしていることで判別できる。
ソトムラサキアツバ(Hypena ella)では更に酷似するが、ソトムラサキアツバでは後翅が一様に黒褐色であることや前翅の外横線の内側に褐色条があることで判別できる。
海外では台湾,朝鮮半島,中国に分布している。
 
トップの写真は4月21日に日当たりの良い林縁の茂みにいた本種を撮影したもの。日中に活動しているのか本種が目立った。
PHOTO

上から見た本種
(2007.4.22)

横から見た本種
(2007.4.22)

ヤマブキの葉に止まる本種
雑木林の林縁にて撮影。
(2006.7.22)
 
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