| ナミテントウ | |
| 学名:Harmonia axyridis | |
![]() 四紋型(2025.10.1) |
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| 和名 | ナミテントウ 別名:テントウムシ |
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| 体長 | 7〜8mm | ||||||||||
| 分布 | 北海道,礼文島,利尻島,奥尻島,天売島,本州,飛島,佐渡島,伊豆諸島(新島,三宅島,八丈島),小笠原諸島(父島),舳倉島,淡路島,隠岐,屋代島,四国,小豆島,直島,九州,対馬,壱岐,志賀島, 沖ノ島(筑前),藍島,相島,能古島,五島列島,上甑島,中甑島,下甑島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島 | ||||||||||
| 出現期 | 3〜11月 成虫で越冬する。 |
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| 餌 |
アブラムシ,キジラミ 幼虫も同様。 |
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| 解説 |
よく目にするもっともポピュラーなテントウムシ。 光沢があり、非常に色鮮やかで、小さいがよく目立つ虫である。 写真の四紋型のテントウムシはよく見かけるが、他にも二紋型や紅紋型、斑紋型などさまざまな模様を持つものがある。 しかし、アブラムシはお尻から甘い蜜を分泌するため、その蜜に集まるアリに攻撃されて逃げてしまうことが多い。 集団で越冬する。
斑紋型の写真はシャリンバイ上にいたもの。黒地に赤い斑紋がある斑紋型は比較的珍しいようで、初めて見たが、発見当初サツマキジラミを食べているところで、食べ終わると近くの葉にいるサツマキジラミに飛び掛り捕食するところを観察することができた。本種はアブラムシを食べることで有名だが、キジラミについても積極的に捕食することが分かった。 |
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| PHOTO | |
![]() 四紋型 (2025.10.1) |
![]() 移行型@ (2025.6.13) |
![]() 移行型A (2025.6.13) |
![]() 移行型B (2025.6.14) |
![]() 移行型C (2025.6.14) |
![]() 移行型D (2025.6.14) |
![]() 移行型E (2025.6.14) |
![]() 二紋型@ (2012.4.19) |
![]() 二紋型A (2012.4.19) |
![]() イロハモミジに集まるナミテントウ (2006.4.8) |
![]() 斑紋型@ シャリンバイ上で、サツマキジラミを捕食中。 (2009.4.18) |
![]() 斑紋型A シャリンバイ上で、サツマキジラミを捕食中。 (2009.4.18) |
![]() 紅紋型@ まるで別種かと思うほどの変異だが、ナミテントウである。 (2005.10.30) |
![]() 紅紋型A 前胸部はコウモリのような模様がある。 (2005.10.30) |
![]() 紅紋型B (2005.11.26) |
![]() 斑紋の大きな紅紋型 同じ紅紋型でもこの個体は斑紋が大きい。 (2005.11.5) |
![]() 斑紋の無い紅紋型 同じ紅紋型でも斑紋の大小やまったく無い個体もある。 (2005.11.26) |
![]() 交尾@ ♀は、ギシギシアブラムシを捕食中。 (2009.5.9) |
![]() 交尾A (2005.4.8) |
![]() 交尾B (2005.4.8) |
![]() イロハモミジに産み付けられた卵 (2012.4.19) |
![]() 幼虫 ナナホシテントウではオレンジ色の模様は離れているが、本種ではつながっている。 (2005.11.12) |
![]() 蛹 四紋型が羽化した。 (2025.9.27) |
![]() 四紋型の抜け殻 (2025.10.1) |