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ナナホシテントウ | |
学名:Coccinella septempunctata | |
![]() ナナホシテントウ(2009.3.7) |
Data | |
和名 | ナナホシテントウ |
体長 | 約8mm |
分布 | 北海道,本州,四国,九州,南西諸島 |
出現期 | 3〜11月 成虫で越冬する。 |
餌 |
アブラムシ 幼虫も同様。幼虫は共食いすることもある。 |
解説 |
もっとも有名で人気のあるテントウムシ。 赤い上翅に7つの黒い斑紋は実に鮮やかで印象的である。 テントウムシの場合は、何かに擬態(ぎたい)せずに目立つ派手な模様をすることで、毒を持っていると思わせる警戒色の役目をしている。 手に持つと臭いのある黄色い汁を出すが、これは警戒色と同様に敵に毒だと思わせ驚かせる効果がある。 本種を見るのは大抵、直射日光下のかなり日当たりがよい場所である。 南西諸島の個体は斑紋が小さくなる傾向があり、沖縄型とされる。 幼虫も成虫と同様の生態をしており、体色はやや青みを帯びた暗い灰色にオレンジ色の模様がある。 同じシソのつぼみの上には本種よりも更に小さいヒメカメノコテントウ(Propylea japonica)も見られた。 また、日当たりの良い畑周辺の草むらに複数の本種が見られ、同様に幼虫も見られた。 成虫の中には斑紋が大きく、斑紋同士がつながってしまっている異常型も1匹見ることができた。 |