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ムネアカナガタマムシ
学名:Agrilus imitans

林道の葉上にいたムネアカナガタマムシ(2019.6.23)
Data
和名 ムネアカナガタマムシ
体長 7〜11mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜8月
広葉樹の葉
 幼虫はニレ科(ハルニレ,ケヤキ,エノキ)の枯れ木を食べる。
解説 胸部が赤い金属光沢をしている小型タマムシ。
ケヤキナガタマムシAgrilus spinipennis)に酷似するが、ケヤキナガタマムシでは上翅先端が鋭く尖り、上翅後方の会合部付近に不明瞭な白い微毛が生えるのに対し、本種では上翅先端が尖らず、上翅後方の会合部付近に白い微毛も生えない。
国内に生息するナガタマムシ属(Agrilus)は非常に多く102種が存在する。
 
写真は6月23日に近所の林道を歩いていたところ葉上に止まっていた本種を見つけ撮影したもの。
PHOTO

林道の葉上にいた本種@
(2019.6.23)

林道の葉上にいた本種A
(2019.6.23)
ケヤキナガタマムシとの同定ポイント

ムネアカナガタマムシの上翅
上翅先端は尖っていない。
不明瞭な白い微毛もない。
(2019.6.23)

ケヤキナガタマムシの上翅
上翅先端が鋭く尖る。
不明瞭な白い微毛がある。
(2007.5.27)
 
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