ホーム > コウチュウ目 > タマムシ科 > ナガタマムシ亜科
 
ケヤキナガタマムシ
学名:Agrilus spinipennis

ケヤキナガタマムシ(2007.5.27)
Data
和名 ケヤキナガタマムシ
体長 8〜11mm
分布 本州,隠岐,四国,九州,対馬
出現期 5〜8月
ケヤキの葉
 幼虫はケヤキの枯れ木を食べる。
解説 胸部が赤い金属光沢をしている小型タマムシ。
ムネアカナガタマムシAgrilus imitans)に酷似するが、本種の上翅先端が鋭く尖り、上翅後方の会合部付近に不明瞭な白い微毛が生える。
国内に生息するナガタマムシ属(Agrilus)は非常に多く102種が存在する。
 
写真は5月27日に夜の食卓の電気の周りを飛び回っていた本種を採取して撮影したもの。非常に飛翔能力が高く、自由自在に飛んでいたのでハエかハバチだと思っていたが、まさか甲虫だとは思いもしなかった。
PHOTO

横から見た本種
(2007.5.27)

前から見た本種
(2007.5.27)
ムネアカナガタマムシとの同定ポイント

ケヤキナガタマムシの上翅
本種は上翅先端が鋭く尖る。
不明瞭な白い微毛がある。
(2007.5.27)

ムネアカナガタマムシの上翅
上翅先端は尖っていない。
不明瞭な白い微毛もない。
(2019.6.23)
 
先頭ページへ