ホーム > コウチュウ目 > タマムシ科 > ナガタマムシ亜科
 
クロナガタマムシ
学名:Agrilus cyaneoniger

クロナガタマムシ(2009.6.7)
Data
和名 クロナガタマムシ
体長 10〜15mm
分布 北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,屋久島
出現期 5〜7月
ナラ,クヌギ,カシ類の葉
 幼虫は枯れ木を食べる。
解説 黒っぽい中型タマムシ。
体色は地方によって、頭部・胸部や上翅の縁の色が異なる。
前胸背板は正中線上に大きく凹む。
黒味が強い個体は同属のコクロナガタマムシに似るが、コクロナガタマムシでは本種より小型で前胸背板の凹みが浅いのに対し、本種ではやや大型で前胸背板が正中線上に大きく陥没するなど違いが見られる。
国内に生息するナガタマムシ属(Agrilus)は非常に多く102種が存在する。
 
写真は6月7日に林内のヤツデの葉上を歩いていた個体を採取して撮影したもの。体の縁が青く魅力的な色彩だった。写真撮影後、飛び立ったが、翅を広げると青く美しい金属光沢の腹部が見えた。
 
先頭ページへ