ムラサキツマキリヨトウ | |
学名:Callopistria juventina | |
ムラサキツマキリヨトウ(2009.6.6) |
Data | |||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ムラサキツマキリヨトウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
開張 | 30〜36mm | ||||||||||||||||||||||||||||||
分布 | 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島,石垣島,西表島 | ||||||||||||||||||||||||||||||
出現期 | 6〜8月 西表島では3月に出現している。 |
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餌 | 不明 幼虫はカニクサ科(カニクサ),コバノイシカグマ科(ワラビ)の葉を食べる。 |
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解説 |
茶褐色に明瞭な筋や紋模様があるツマキリヨトウの仲間。 近似種にキスジツマキリヨトウがいるが、本種はやや大きく、腎状紋の下に白い紋がないことで区別できる。
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撮影メモ | 2007年3月の西表島旅行で出会った100種目の生き物。夜、ホテルの外灯に飛来した本種を発見した。
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右下の成虫と幼虫の写真は、いずれも静岡県の雑木林にあるワラビ畑周辺で撮影したもの。やはり食草のワラビに本種の幼虫が見つかり、そばにはかなり鱗粉が磨り減った成虫も見られた。椎茸栽培用のクヌギ林がたくさんある山で、他にもさまざまな蛾の仲間が見られた。 |
PHOTO | |
ホテルの明かりに飛来した個体 (2007.3.14 西表島) |
食草のそばにいた個体 鱗粉がかなり取れている。そばのワラビには幼虫が見られた。 (2008.8.20 静岡県) |
ワラビを食べる幼虫@ 幼虫は特徴的な模様が見られる。 (2008.8.20 静岡県) |
ワラビを食べる幼虫A (2008.8.20 静岡県) |
キスジツマキリヨトウとの相違点 | |
ムラサキツマキリヨトウ 腎状紋の下に白い紋がない。 本種のほうが大きい。 (2007.3.14 西表島) |
キスジツマキリヨトウ 腎状紋の下に白い紋がある。 小さい。 (2007.8.7) |