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ウスコカクモンハマキ
学名:Adoxophyes dubia

ライトトラップに飛来した♂(2015.10.25 静岡県)
Data
和名 ウスコカクモンハマキ
開張 13〜23mm
分布 本州(伊豆半島以西),佐渡島,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 3〜11月
不明
 幼虫はスグリ科(ヤブサンザシ),ツバキ科(チャノキ),ツツジ科(ネジキ),ミカン科(ミカン属)などの葉を食べる。
解説 ハマキガの一種。
♂の地色は淡褐色で中帯が途切れる個体が多い。
♀では同属のチャノコカクモンハマキと酷似しているため同定は難しいが、本種では前翅の地色がより鮮やかで網目状の細い線が未発達、中帯がより直線的であまり発達しないとされている。
海外からは未知とされている。
 
国内に生息するAdoxophyes属は以下の4種(未記載種1種を含む)。
和名/学名 分布
リンゴコカクモンハマキ
Adoxophyes orana fasciata
小笠原諸島,南大東島,西表島
チャノコカクモンハマキ
Adoxophyes honmai
本州(関東地方以西),淡路島,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
ウスコカクモンハマキ
Adoxophyes dubia
本州(伊豆半島以西),佐渡島,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
オガサワラコカクモンハマキ
Adoxophyes sp.
小笠原諸島(父島)
 
トップの写真は10月25日の夜2時頃、静岡県の標高600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。
撮影メモ 2007年3月の西表島旅行で出会った101種目の生き物。夜、ホテルの外灯に飛来した♀を発見した。
 
100種目 101種目 102種目
PHOTO

ホテルの外灯に飛来した♀
(2007.3.14 西表島)
 
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