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ギンモンシマメイガ
学名:Pyralis regalis subregalis

ライトトラップに飛来した本種(2021.8.4 岩手県)
Data
和名 ギンモンシマメイガ
開張 14〜22mm
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
出現期 6〜8月
花の蜜
 幼虫はスズメバチ科(オオスズメバチ,ケブカスズメバチ,セグロアシナガバチ)の巣を食べる。
解説 赤色に2本の横長の紋がある装飾的なシマメイガ。
山地性で夏場に灯火に飛来するがあまり多くないという。
海外では台湾,朝鮮半島南部,中国,ネパール,インド,ロシア南東部〜ヨーロッパまで広く分布し、ヨーロッパ産を基亜種とし、日本,台湾,朝鮮半島,中国,ロシア南東部の本種は亜種(subregalis)とされる。
 
国内に生息するPyralis属は以下の5種。
和名/学名 分布
カシノシマメイガ
Pyralis farinalis
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,種子島,南西諸島
ネグロシマメイガ
Pyralis pictalis
本州(関東地方以南),伊豆諸島(御蔵島,八丈島),四国,九州,屋久島,沖縄島,石垣島,西表島
ネッタイシマメイガ
Pyralis manihotalis
小笠原諸島(父島),沖縄島,石垣島
ギンモンシマメイガ
Pyralis regalis subregalis
北海道,本州,伊豆諸島(利島,三宅島,八丈島),四国,九州,屋久島
シロモンシマメイガ
Pyralis albiguttata
北海道,本州,伊豆諸島(三宅島),四国,九州
 
トップの写真は8月4日の夜、岩手県の標高200m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。翅を広げてくれてとても綺麗だった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2021.8.4 岩手県)

自宅の外灯に飛来した本種@
(2006.6.12)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2006.6.12)
 
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