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ネグロシマメイガ
学名:Pyralis pictalis

ライトトラップに飛来した本種(2017.10.16 西表島)
Data
和名 ネグロシマメイガ
開張 15〜25mm
分布 本州(関東地方以南),伊豆諸島(御蔵島,八丈島),四国,九州,屋久島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 6〜10月
花の蜜
 幼虫は菓子類,貯蔵穀粉類などを食べる。
解説 お菓子が好物の小型シマメイガ。
内横線と外横線は白色で、両線の間は黄褐色。
同属のカシノシマメイガPyralis farinalis)に比べ小型で数も少ない。
幼虫は貯蔵穀物や菓子類などをつづって巣を作り、その中で食べる。
海外では台湾,中国,インドネシア,ネパール,インド,スリランカ,オーストラリア,サモア諸島,ヨーロッパ(イギリス)まで広く分布している。
 
国内に生息するPyralis属は以下の5種。
和名/学名 分布
カシノシマメイガ
Pyralis farinalis
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,種子島,南西諸島
ネグロシマメイガ
Pyralis pictalis
本州(関東地方以南),伊豆諸島(御蔵島,八丈島),四国,九州,屋久島,沖縄島,石垣島,西表島
ネッタイシマメイガ
Pyralis manihotalis
小笠原諸島(父島),沖縄島,石垣島
ギンモンシマメイガ
Pyralis regalis subregalis
北海道,本州,伊豆諸島(利島,三宅島,八丈島),四国,九州,屋久島
シロモンシマメイガ
Pyralis albiguttata
北海道,本州,伊豆諸島(三宅島),四国,九州
 
写真は10月16日の深夜4時前、西表島の標高120m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
 
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