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ショウリョウバッタ
学名:Acrida cinerea

ペア(2008.8.31)
Data
和名 ショウリョウバッタ
 別名:キチキチバッタ,コメツキバッタ
体長 ♂:45〜52mm
♀:75〜82mm
分布 本州,伊豆諸島,四国,九州,南西諸島
出現期 7〜11月
主にイネ科の植物の葉
解説 草原に多く見られるショウリョウバッタ。
尖った頭部が大変印象的なバッタである。
オンブバッタに似るが、体長は遥かに大型で間違えることはない。
かなり大型になり、80mmを超える♀は迫力がある。
体色は緑色型と褐色型がおり、更に筋と点線の模様の入る個体も見られる。
生息地では個体数も多いため、オオカマキリのエサとなってしまうことも多い。
♂は♀より体が小さく、キチキチと音を立ててよく飛ぶ。そのため、キチキチバッタという別名がある。
本種にやや似ている種にショウリョウバッタモドキがある。
国内に生息するショウリョウバッタ属(Acrida)は本種のみ。
 
トップの写真は8月31日に草むらで交尾中のペアを撮影したもの。静岡県の海岸付近ではピンクの混じった緑色型の幼虫も見られた。砂浜ではピンク色の匍匐茎も多いため、保護色となっているようで、マダラバッタの紅色型も見ることができた。
関連リンク  バッタを食べる
PHOTO

緑色型♂@
(2020.8.22)

緑色型♂A
(2020.8.22)

緑色型♂B
(2020.8.22)

緑色型♂C
(2009.8.9)

緑色型♂D
(2009.8.9)

緑色型♂E
(2006.9.22)

褐色型♂
ショウリョウバッタは体色や模様に複数のバリエーションがある。
(2005.10.15)

緑色型♀
♀は♂よりも大きく重量感がある。
(2005.10.1)

模様のある♀@
模様の入るものは装飾的で綺麗。
(2006.8.19)

模様のある♀A
(2005.10.1)

模様のある♀B
(2006.8.18)

模様のある♀C
(2008.10.10)

模様のある♀D
(2008.10.10)

褐色型♀@
(2009.8.14)

褐色型♀A
(2009.8.14)

緑色型の幼虫
(2006.7.22)

褐色型の幼虫@
(2006.7.29)

褐色型の幼虫A
(2006.7.29)

ピンクが混じった緑色型の幼虫@
(2021.7.23 静岡県)

ピンクが混じった緑色型の幼虫A
(2021.7.23 静岡県)

ピンクが混じった緑色型の幼虫B
(2021.7.23 静岡県)
 
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