マダラバッタ | |
学名:Aiolopus thalassinus tamulus | |
![]() 林縁の空き地にいた個体(2017.10.15 西表島) |
Data | |
和名 | マダラバッタ 別名:ヒメバッタ |
体長 | ♂:27〜31mm ♀:34〜35mm |
分布 | 北海道,本州,伊豆諸島(大島),淡路島,四国,小豆島,九州,南鳥島,対馬,五島列島,南西諸島 |
出現期 | 8〜10月 |
餌 | 植物の葉 |
解説 |
荒地に多いやや小型のバッタ。 緑色型,一部緑色型,褐色型があり、地域によって出現率が異なり北海道や本州では緑色型は少なく、南方に行くに従い緑色型の割合が多くなる。 稀に紅色型も出現する。 海外では朝鮮半島,東洋熱帯,インド,オーストラリア,サモア,トンガに分布している。 国内に生息するマダラバッタ属(Aiolopus)は本種のみ。 ページ最下部の静岡県での写真は砂浜のそばの林縁にいた紅色型を撮影したもの。恐らく砂地とヨシなどの紅色の匍匐茎がある環境では保護色効果が高いのだろう。本種に限らず紅色型はやや珍しいためか、毎年のように子供が発見することでニュースとなっている。当然ながらおっさんが発見したところで話題性はない。 |
撮影メモ | 2006年6月25日の写真は西表島で撮影したもので、荒地を好むためか小石が転がる大抵の道には本種が多く見られた。しかし、近づくとすぐに遠くへ飛んで行ってしまうため、近寄るのはなかなか難しかった。 |
2007年3月の西表島旅行で出会った18種目の生き物。道路脇の草むらで見つけたもので去年見た本種とは色がやや異なっていた。
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