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ショウリョウバッタモドキ
学名:Gonista bicolor

クズ上の♂(2008.9.27)
Data
和名 ショウリョウバッタモドキ
体長 40〜57mm
分布 本州,伊豆諸島,淡路島,四国,九州,壱岐,対馬,平戸島,五島列島,南西諸島
出現期 8〜11月
イネ科の植物の葉
解説 ショウリョウバッタに似たバッタ。
ショウリョウバッタに似ているが、よく見るとだいぶ容姿が違う。
ショウリョウバッタほど頭部は尖らず、頭部の幅も広く、目もさほど細くない。
♂はやや小型で、触角が発達する。
本種は特徴からイナゴとショウリョウバッタの中間的な位置にいるようである。
イナゴとショウリョウバッタは似ても似つかないが間に本種を持ってくるとうまく繋がるような気がする。
イネ科の植物を食べ、いつもイネ科の茎や葉に止まっており、近づくとヨコバイの仲間のように裏側に回り、身を隠す。このような生態もショウリョウバッタとはかなり異なる。
脚が短いため、ジャンプ力も弱い。
比較的湿気のある草むらに生息しており、生息場所では普通に見られるが、分布は局所的な感じがする。
国内に生息するショウリョウバッタモドキ属(Gonista)は本種のみ。
PHOTO

♂@
(2011.10.9)

♂A
(2011.10.9)

上から見た♂
(2011.10.9)

イネ科に止まる♂
(2011.10.9)

クズ上の♂A
(2008.9.27)

クズ上の♂B
(2008.9.27)

ススキ上の♂
(2008.9.27)

♀@
(2005.10.1)

♀A
(2005.10.1)

♀B
(2005.10.2)
 
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