ホソワラジムシ | |
学名:Porcellionides pruinosus | |
ホソワラジムシ(2007.7.19 石垣島) |
Data | |
和名 | ホソワラジムシ |
体長 | 約9mm |
分布 | 本州,四国,九州,南西諸島 |
出現期 | 一年中 |
餌 | 落ち葉など |
解説 |
やや細いワラジムシ。 淡い灰色をしており、脱皮直後以外の個体は白い粉が吹いたような質感をしている。 藁などの下に集団で見られることが多い。 |
撮影メモ | トップの写真は、石垣島で撮影したもの。畑のそばに捨ててあった畳のようなものの下に大量に見つかった。採集したタイワンサソリモドキ(Typopeltis crucifer)の餌として採集して持ち帰り、今でも増やしつつ餌として大変重宝している。更にタイワンサソリモドキだけでなく、飼育しているシマヨシノボリ(Rhinogobius sp.)の餌にもなっている。
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下の写真は石垣島産の本種を繁殖させた個体。脱皮中の個体を見つけたので撮影してみた。脱皮直後の個体は黒褐色をしているのが分かる。繁殖力も強く、生き餌として使っていても、いつもたくさんの幼体を見ることができる。 |
PHOTO | |
脱皮 下半身を脱いだ後、上半身を脱ぐ。 (2007.11.19 石垣島産) |
幼体 (2007.11.19 石垣島産) |
白っぽい個体 アルビノかと思ったが成体になると淡く色付いた。 (2007.12.15 石垣島産) |