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コクワガタ | |
学名:Dorcus rectus rectus | |
コクワガタの♂43mm(2008.8.23 静岡県産/WILD) |
Data | |||||||||||||
和名 | コクワガタ | ||||||||||||
体長 | ♂:22〜54mm ♀:20〜31mm |
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分布 | 北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島,御蔵島),隠岐,四国,九州,対馬,黒島 | ||||||||||||
出現期 | 6〜9月 | ||||||||||||
餌 | 主にクヌギ,コナラの樹液 | ||||||||||||
寿命 | 2〜3年 | ||||||||||||
飼育 |
産卵 材産み。明確な産卵マークを付ける。 (・)←このようなマーク 幼虫 通常の発酵マットで良い。 菌糸ビン飼育も可能だが幼虫は湿度の高い朽木を好むので、ヒラタ向けの含水量が多めのものがよい。 成虫飼育 多頭飼育だと♂同士の事故がよく起こる。 過密でなければ♀殺しもほとんどなく、多頭飼育も可能。 |
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飼育難易度 |
簡単 ★☆☆☆☆ 困難 よく産卵し、幼虫飼育も容易である。 |
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解説 |
全国で最もよく見られるクワガタ。 クヌギやコナラの樹液に集まる。本種は小型で細い体型をしており、樹皮の裏や洞の中に潜んでいることが多い。 クワガタがいそうにない雑木林でも、朽木を割ると大抵本種の幼虫が採集できるほど、数が多い。 よく産卵し、幼虫飼育も小さいコーヒービンだけで羽化させることができ、初めてクワガタ飼育を始める入門種として最適である。 野外では50mmに迫る大型は少ないが、飼育下では簡単に作出できる。 コクワガタといえども、大型の個体は大アゴが発達し非常に素晴らしい。 たまに道路を歩いている本種の♀を見かけることがあるが、大抵産卵場所を探しているところなので、持ち帰ると多数産卵させることができる。 ※参考文献の情報が古いため、Wikipediaを参考にした。
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関連リンク |
コクワガタ飼育記 コクワガタ写真集 |