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アマミヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus elegans

アマミヒラタクワガタの♂61mm(2003/11/30 奄美大島産)
Data
和名 アマミヒラタクワガタ
体長 ♂:23〜73mm
♀:29〜39mm
分布 奄美大島,加計呂麻島,与路島,請島,喜界島?
出現期 5〜10月
スダジイやアカメガシワの樹液
寿命 2〜3年
飼育  産卵
国産ヒラタと同様、マットと材、両方に産卵する。
マットは粒子の細かいものに産卵する。

 幼虫
菌糸ビン・マット飼育どちらでもよい。
 成虫飼育
他のヒラタ同様♂は気が荒いので、ペアリングには注意が必要。
飼育難易度 簡単 ★★★☆☆ 困難
 ペアでの飼育経験はないが、♀殺しに注意さえすれば累代飼育は簡単と思われる。
解説 ヒラタクワガタの奄美大島産亜種。
同じ島にスジブトヒラタクワガタDorcus metacostatus)も生息している。
アマミヒラタもスジブトと似た縦スジ模様が明瞭ではないが、現れ小型になるほどはっきり現れる。
内歯は大アゴの中央付近に付く傾向がある。
 
国産ヒラタクワガタ(titanus属)には下記の全12亜種がいる。
和名/学名 分布
ヒラタクワガタ
D.titanus pilifer
本州(山形県以南),伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島,神津島,三宅島),隠岐,四国,九州,甑島列島,熊毛諸島(竹島,硫黄島,黒島),種子島,屋久島,馬毛島,口永良部島
ツシマヒラタクワガタ
D.titanus castanicolor
対馬
ダイトウヒラタクワガタ
D.titanus daitoensis
大東諸島
アマミヒラタクワガタ
D.titanus elegans
奄美大島,加計呂麻島,与路島,請島,喜界島?
ハチジョウヒラタクワガタ
D.titanus hachijoensis
伊豆諸島(八丈島)
ゴトウヒラタクワガタ
D.titanus karasuyamai
五島列島
オキナワヒラタクワガタ
D.titanus okinawanus
沖縄諸島
オキノエラブヒラタクワガタ
D.titanus okinoerabuensis
沖永良部島
サキシマヒラタクワガタ
D.titanus sakishimanus
八重山諸島
タカラヒラタクワガタ
D.titanus takaraensis
トカラ列島(宝島)
イキヒラタクワガタ
D.titanus tatsutai
壱岐
トクノシマヒラタクワガタ
D.titanus tokunoshimaensis
徳之島,与路島,請島
 
PHOTO

♂61mmA
(2003.11.15 奄美大島産)

♂61mmB
(2003.11.30 奄美大島産)
 
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