スジブトヒラタクワガタ | |
学名:Dorcus metacostatus | |
スジブトヒラタクワガタの♂57.5mm(奄美大島・宇検村産) |
Data | |
和名 | スジブトヒラタクワガタ |
体長 | ♂:32〜70mm ♀:27〜37mm |
分布 | 奄美大島,徳之島,加計呂麻島,請島 |
出現期 | 5〜9月 |
餌 | スダジイやアカメガシワの樹液 |
寿命 | 1〜2年 |
飼育 |
産卵 材に産卵。 幼虫 菌糸ビンや添加発酵マットで良い。 成虫飼育 とても気が荒くペアリング時に♀を殺してしまうケースが多い。 ♀も大変気が荒いので単独飼育が基本。 |
飼育難易度 |
簡単 ★★★★☆ 困難 気が荒いため、♀殺しが極端に多い。 ポイントはいかに♀を傷つけずに交配させるかにかかっている。 産卵・幼虫飼育は簡単。 |
解説 |
上翅の縦隆条の模様が大変綺麗なヒラタクワガタ。 縦隆条模様は特に♀や小型の♂に明瞭に出る。♂は大型になるにつれ、模様が浅く目立たなくなる。 この独特の模様からヒラタクワガタの仲間で大変人気が高い。 大アゴも内歯が中央より上に位置し、立体的で見事な形をしている。 ♀同士でも激しく争い、互いの脚や触角を切り落としてしまうので、単独飼育が基本である。 自然界で得られる大多数は小型個体だが、飼育では本種にしては大型になりやすく、ブリードしがいのあるヒラタである。 |
関連リンク |
スジブトヒラタ飼育記 スジブトヒラタ写真集 |
PHOTO | |
♂59mm(奄美大島産/WF1)@ 本種としては大型の個体である。 |
♂59mm(奄美大島産/WF1)A |
♀41mm(奄美大島産/F1)@ ♀は特に上翅の模様や点刻がはっきり出て大変綺麗である。 |
♀41mm(奄美大島産/F1)A |
1齢幼虫(奄美大島産/F2) |
3齢幼虫(奄美大島産/F2) |