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ユウレイグモモドキ
学名:Smeringopus pallidus

ユウレイグモモドキ(2007.7.16 石垣島)
Data
和名 ユウレイグモモドキ
体長 ♂♀:5〜6mm
分布 小笠原諸島,口永良部島,屋久島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島
出現期 1年中
昆虫
解説 ユウレイグモに似た近似種。
脚が大変長く、ザトウムシを思わせる。
屋内性の傾向が強いクモで、天井やトイレ、石垣の隙間など狭い空間を好んで生息している。
ユウレイグモに似ているが、頭胸部と腹部の斑紋が明らかに異なる。
 
日本に生息するユウレイグモモドキ属(Smeringopus)は本種のみ。
撮影メモ 2007年3月の西表島旅行で出会った4種目の生き物。小雨がパラついている中、ホテル周辺を散策したところアダンの林周囲にゴミ置き用としておいてあったすのこの下にいたヒメアマガエルMicrohyla ornata)の撮影が終わり、すのこの中にも何か居ないかと覗いてみると、ザトウムシのようなものが1匹シルエットとして見えたので、小枝で何とか採集して見ると本種だった。図鑑によればユウレイグモと体長は差がないようだったが、本種のほうが一回り大きく感じた。せわしなく動き回るので一時的にブロー容器に入れて撮影した。
 
3種目 4種目 5種目
2007年7月に石垣島旅行で撮影。公園内の倒木を退かしてみると、多数の本種が出てきた。一番大きかった個体は卵を持っていた。
 
5種目 6種目 7種目
PHOTO

卵を守る♀
(2007.7.16 石垣島)

鍾乳洞入り口にいた個体
(2007.7.19 石垣島)

上から見た本種@
(2007.3.11 西表島)

上から見た本種A
(2007.3.11 西表島)

横から見た本種
(2007.3.11 西表島)
 
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