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アオバアリガタハネカクシ
学名:Paederus fuscipes

アオバアリガタハネカクシ(2021.4.10)
Data
和名 アオバアリガタハネカクシ
体長 6〜7mm
分布 北海道,利尻島,本州,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),冠島,隠岐,屋代島,四国,小豆島,直島,九州,対馬,五島列島,下甑島,種子島,屋久島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島,座間味島,久米島,石垣島,西表島,与那国島,北大東島,南大東島
出現期 3〜11月
アブラムシやウンカなどの幼虫
 幼虫も同様。
解説 色鮮やかな小型のハネカクシ。
胸部や腹部は赤色で、上翅は金属光沢がある。
地表を活発に歩き回り、灯火にも飛来する。
本種の体液には毒があり、潰したりすると炎症を起こすので危険。
有毒の害虫である反面、アブラムシやウンカなどの害虫を食べる益虫でもある。
国内に生息するPaederus属のHeteropaederus亜属は本種のみ。
 
トップの写真は4月10日に海岸近くの石の下にいた本種を撮影したもの。
撮影メモ 2007年3月の西表島旅行で出会った5種目の生き物。小雨がパラついている中、ホテル周辺を散策したところ砂地に所々草が生えている荒地で歩き回っている大変小さい本種を発見した。小さい上に素早しっこく歩き回るので、採集した後にホテルの部屋で撮影した。大変鮮やかなので南西諸島の種類かと思ったが調べてみると全国に広く分布していることが分かった。
 
4種目 5種目 6種目
PHOTO

砂地にいた個体
(2007.3.11 西表島)

海岸付近にいた個体@
(2021.4.10)

海岸付近にいた個体A
(2021.4.10)
 
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