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アオカナブン
学名:Rhomborrhina unicolor unicolor

クヌギの樹液に来た本種(2014.7.26 静岡県)
Data
和名 アオカナブン
体長 26〜29.8mm
分布 北海道,本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,五島列島(中通島,野崎島)
出現期 7〜8月
クヌギやコナラなどの樹液
解説 鮮やかな緑色のカナブン。
光の当たり具合により緑色から黄色〜橙色まで変化する。
近縁種のカナブンクロカナブンに比べ光沢が強く美しい。
暑さに弱く本州以南では平地では見られず、低山地〜山地にかけて生息している。
 
国内に生息するRhomborrhina属は基亜属以下の3種(1亜種)。
和名/学名 分布
クロカナブン
Rhomborrhina polita
北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(新島),厳島(宮島),四国,九州,対馬,平戸島,五島列島(久賀島),下甑島,屋久島,種子島
アオカナブン
Rhomborrhina unicolor unicolor
北海道,本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,五島列島(中通島,野崎島)
アオカナブン(福江島亜種)
Rhomborrhina unicolor fukueana
五島列島(福江島)
サキシマアオカナブン
Rhomborrhina unicolor hamai
石垣島,西表島
 
トップの写真は7月26日に静岡県の山地のクヌギの樹液に来ていた本種を撮影したもの。従来、カナブンのほうが多く、本種は1,2匹いる程度だったが、今回は同じ場所であるのに本種のほうが多かった。
PHOTO

クヌギの樹液を舐める本種@
(2014.7.26 静岡県)

クヌギの樹液を舐める本種A
(2014.7.26 静岡県)

クヌギの樹液を舐める本種B
(2014.7.26 静岡県)

クヌギの樹液を舐める本種C
(2010.8.27 静岡県)

クヌギの樹液を舐める本種D
(2010.8.27 静岡県)

クヌギの樹液を舐める本種E
近くにいるカナブンとは鮮やかさは歴然。
(2010.8.27 静岡県)

クヌギの樹液を舐める本種F
ミヤマクワガタカナブンもいた。
(2014.7.26 静岡県)

交尾@
(2014.7.26 静岡県)

交尾A
(2014.7.26 静岡県)

交尾B
(2014.7.26 静岡県)

交尾C
(2014.7.26 静岡県)
 
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