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クロカナブン
学名:Rhomborrhina polita

コナラの樹液に集まる本種(2008.8.9)
Data
和名 クロカナブン
体長 25.6〜32.6mm
分布 北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(新島),厳島(宮島),四国,九州,対馬,平戸,五島列島(久賀島),下甑島,屋久島,種子島
出現期 8〜9月
クヌギやコナラなどの樹液
解説 黒光りするカナブン。
♂の前脚の脛節の外歯は痕跡程度だが、♀の外歯は明瞭であることや腹部中央に♀のみ凹みがある。雌雄の相違点参照
カナブンより若干遅れて遅れて出現する。
 
国内に生息するRhomborrhina属は基亜属以下の3種(1亜種)。
和名/学名 分布
クロカナブン
Rhomborrhina polita
北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島(新島),厳島(宮島),四国,九州,対馬,平戸,五島列島(久賀島),下甑島,屋久島,種子島
アオカナブン
Rhomborrhina unicolor unicolor
北海道,本州,佐渡島,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,五島列島(中通島,野崎島)
アオカナブン(福江島亜種)
Rhomborrhina unicolor fukueana
五島列島(福江島)
サキシマアオカナブン
Rhomborrhina unicolor hamai
石垣島,西表島
 
写真は8月9日にコナラの樹液に来ていた本種を撮影したもの。
PHOTO

クヌギの樹液に来た♂
(2023.8.5)

クヌギの樹液に来た♀@
(2023.8.3)

クヌギの樹液に来た♀A
(2023.8.3)

コナラの樹液に集まる本種
(2008.8.9)
雌雄の相違点

♂の前脛節
外歯は痕跡程度。
(2023.8.5)

♂の腹部
中央が弱く凹圧される。
(2023.8.5)

♀の前脛節
外歯は明確に突出する。
(2023.8.4)

♀の腹部
中央に凹みがない。
(2023.8.4)
 
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