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ミヤマツノカメムシ
学名:Acanthosoma spinicolle

外灯に飛来した本種(2013.7.6 山梨県)
Data
和名 ミヤマツノカメムシ
体長 13〜16mm
分布 北海道,礼文島,利尻島,南千島,本州,四国,九州
出現期 5〜10月
ミズキなどの植物の汁
解説 山地性のツノカメムシの一種。
緑色で、小楯板を囲むように赤褐色になっているのが特徴。
ツノカメムシとしては、前胸背側角はあまり突出しない。
似た種にツノアカツノカメムシがおり、本種に比べ色鮮やかで前胸背側角が長く突出する。
海外では、朝鮮半島,樺太,千島,極東ロシアに分布している。
 
国内に生息するツノカメムシ属(Acanthosoma)の仲間は以下の9種。
和名/学名 分布
フトハサミツノカメムシ
Acanthosoma crassicaudum
本州,四国,九州
セアカツノカメムシ
Acanthosoma denticaudum
北海道,南千島,本州,四国,九州,対馬,屋久島
エゾツノカメムシ
Acanthosoma expansum
北海道,南千島,本州,四国,九州
ヒメハサミツノカメムシ
Acanthosoma forficula
北海道,本州,四国,九州
オオツノカメムシ
Acanthosoma giganteum
本州,四国,九州
ツノアカツノカメムシ
Acanthosoma haemorrhoidale angulatum
北海道,本州,四国,九州
イシハラハサミツノカメムシ
Acanthosoma ishiharai
本州,四国
ハサミツノカメムシ
Acanthosoma labiduroides
北海道,礼文島,利尻島,南千島,本州,四国,九州
ミヤマツノカメムシ
Acanthosoma spinicolle
北海道,礼文島,利尻島,南千島,本州,四国,九州
 
写真は7月6日の夜、山梨県の標高1600m付近の山地の外灯に飛来した本種を撮影したもの。去年も度々ライトトラップに飛来はしていたもののよく飛ぶ為撮影には至っていなかった。
PHOTO

外灯に飛来した本種@
(2013.7.6 山梨県)

外灯に飛来した本種A
(2013.7.6 山梨県)

外灯に飛来した本種B
(2013.7.6 山梨県)
 
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