ヨツモンムラサキアツバ | |
学名:Diomea discisigna | |
ライトトラップに飛来した本種(2015.7.25) |
Data | |||||||||||||
和名 | ヨツモンムラサキアツバ | ||||||||||||
開張 | 約25mm | ||||||||||||
分布 | 本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島,石垣島,西表島 | ||||||||||||
出現期 | 5〜8月 | ||||||||||||
餌 | 樹液 | ||||||||||||
解説 |
紫色を帯びたムラサキアツバの一種。 翅は紫褐色で、外横線は黒色で外側に白点列があり、前縁付近は黄白色紋がある。 同属のムラサキアツバと酷似するが、本種では後翅内側付近に発達した黒色紋があることで区別できる。 幼虫の餌は不明だが、ムラサキアツバが菌食性で椎茸の害虫として知られており、本種も似た食性の可能性が高い。 日本固有種。
静岡県での写真は7月23日の夜、午前0時頃、標高600m付近の雑木林に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。撮影した山には椎茸栽培用のクヌギ林が多く、ノコギリクワガタやミヤマクワガタが多く飛来する場所なので本種も椎茸用のホダ木で育った可能性がある。 |
PHOTO | |
ライトトラップに飛来した本種@ (2015.7.25) |
ライトトラップに飛来した本種A (2012.7.23 静岡県) |