ホーム > チョウ目 > ヤガ科 > ムラサキアツバ亜科
 
マエヘリモンアツバ
学名:Diomea jankowskii

ライトトラップに飛来した本種(2015.8.10 山梨県)
Data
和名 マエヘリモンアツバ
開張 26〜31mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 5〜9月
樹液
 幼虫の食性は不明。
解説 ムラサキアツバの一種。
前翅は茶褐色で前縁中央付近に黒い三角形の紋がある。
外横線は上下白黒で小刻みに波打つ。
沖縄島及び西表島に分布しているものは同属のミナミマエヘリモンアツバであることが判明している。
海外では朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するDiomea属は以下の5種。
和名/学名 分布
ムラサキアツバ
Diomea cremata
北海道,本州,四国,九州,対馬
ヨツモンムラサキアツバ
Diomea discisigna
本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島,石垣島,西表島
ナカオビムラサキアツバ
Diomea yanagitai
奄美大島
マエヘリモンアツバ
Diomea jankowskii
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
ミナミマエヘリモンアツバ
Diomea insulana
沖縄島,西表島
 
写真は9月10日の夜0時直前に、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。後に静岡県の標高600m付近でのライトトラップにも飛来した。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2018.6.2 静岡県)
 
先頭ページへ