ヤエヤマイチモンジ | |
学名:Athyma selenophora ishiana | |
![]() ヤエヤマイチモンジ(2007.3.14 西表島) |
Data | |
和名 | ヤエヤマイチモンジ |
前翅長 | 約35mm |
分布 | 石垣島,西表島 |
出現期 | 2〜12月 |
餌 | 花の蜜,腐った果実,獣糞
幼虫はコンロンカ,ヤエヤマコンロンカ,アカミズキの葉を食べる。 |
解説 |
八重山諸島特産のイチモンジチョウ。 本土に生息するイチモンジチョウ(Limenitis camilla)と近縁と思われるが、イチモンジチョウでは帯模様に青味を帯びず、前翅先端付近に明瞭な斑紋があるのに対し、本種では帯模様はやや青味を帯び、前翅先端部の斑紋も不明瞭。 ♂は1本の青白い帯があるが、♀ではリュウキュウミスジ(Neptis hylas)そっくりな模様をしている。しかし、♀の中央の白い帯模様は腹部にも繋がっており、腹部で途切れないところがリュウキュウミスジとの大きな相違点である。 |
撮影メモ | 2007年3月の西表島旅行で出会った76種目の生き物。写真の1頭しか見ることができず、さまざまなところで見かけるリュウキュウミスジに比べ数は少ないようだ。ただ、♀がリュウキュウミスジに似ていることを知らなかったので、♀を見かけてもスルーしていた可能性大。
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PHOTO | |
![]() ヤエヤマイチモンジ (2007.3.14 西表島) |